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あのね

今までありがとうございました。

ギルド長と呼ばれた方に誠意ある対応をしてもらって、とても気持ちよく異世界から帰ってきた俺。


久しぶりにいい気持ちで帰れたなぁ~と思いながら、家に帰ってくると、カミサンと勇気が食事の準備をしはじめてくれていたので、慌ててみんなで準備を始める。


箸を使おうとしてくれて、もっぱら練習中のイデアとマネックスの分も含めて、5つの箸がテーブルに並び、ご飯をよそう勇気と、鍋の具材を入れていくカミサン。

お茶などを入れている俺を見ながら、何かを手伝っている娘二人を見ていると、家族がそろうってやっぱりいいなぁ~ほっとする空間がそこに出来るもんだなぁ~って、改めて思う俺がいました。


今日は塩味の鍋とシメのうどん。


ちょっとだけご飯をよそって、みんなで「いただきます!」と一言。


今回は異世界に行けなかったカミサンと勇気に、ギルドでおこった話をし、その際勇気に対して感謝の手紙をもらったのを思い出して、勇気に手紙を渡しながら書いてある言葉を読んでいく。


『貴方の親切な想いが、不安でいっぱいだった多くの人を救う事になりました。その想いを常に持ち、将来多くの方に愛される人になって下さい。異世界より応援しています。ギルド長』

なんてことが書いてあったんだけど、そんな手紙を読み上げると照れて頭をかいている勇気を見て、家族みんなが笑顔になり、出来る事ならいつまでもこのような暖かい家族でありたいなぁ~と思っていたら、カミサンが「私からも一言」と手をあげる。


??


何だろう?なんて思ってたらね。


「えっと・・・三か月です」


えっ?


「赤ちゃんがお腹の中にいるの」


うはっ!マジカ!!!!めっちゃくちゃ嬉しいんだけど!!!!なんて言ってる俺なんだけど、気が付いたらカミサンがこっち向いて真剣な顔してるの。


「これからいろいろな事やりたいって言ってたよね。イデアもマネックスが来てくれたばかりで、異世界でもいろいろな事ができつつある中で、私だけ動けなくなっちゃうのよ。みんなに負担が行くし、迷惑もかけちゃう。」


「今の仕事も辞めなければいけない。会社の方々にもいっぱい迷惑をかけてしまうけど・・・私は生みたいと思ってる。まーくん、イデア、マネックス。そして勇気も・・・いい?」


そんなカミサンを見ていたら、自然とカミサンを抱きしめていた俺達。


「バカ野郎!当たり前だ!ユキは俺が守るんだ!ずっと前からそう決めてたんだ!」


「母さん!俺、もっといっぱいお手伝いするし、勉強も頑張るから、大丈夫だから!」


「お母さん。私たちは大丈夫だよ!十分幸せをもらってるよ。私赤ちゃん見たいな~」


「私もいろいろしていただいているので、もう幸せでいっぱいなんです。これからは恩返ししますよ。お義母さん」


そんな言葉が次から次に出てきて、思わずカミサンの目から涙がこぼれ始めたんだ。

正直、思いがけない妊娠の発言にびっくりしてしまったんだけど、それ以上に嬉しく思っている俺や家族の想いも確認できたし、何よりカミサンが一番嬉しそうな顔をしてくれたのがとても嬉しく、今夜は家族が増えてからはじめての楽しい夜になった気がするよ。


明日から村やら街やら、ギルドなんかにいろいろ話して、自分の体を開けないといけないと思ってるんだけど、それらも楽しく出来るって思うんだよね。


俺もまだ40代。


いろいろな繋がりも増えたし、一時的にお休みしてもこの繋がりが無くなることはないと思ってるから、家族を大事にするためにお休みしても罰は当たらないって思うんよ。


ユキと知り合い。


勇気が生まれ、


ひょんなことからイデアとマネックスに出会い家族になり。


そして、ここに新たな命が来てくれる。


大げさかも知れないけど、この年になっても幸せって感じられるんだなぁ~って思うと本当に嬉しくて嬉しくて仕方がないって思うんだよね。


まだまだこれからやれることもあるけど、そんなわけでちょっとお休みします。俺。



ショッピングモールの皆様。


どこかの神様達も本当にありがとう。


どうかどうか、皆様にもちょっとした幸せが訪れますように。


こころから祈っていますよ。


本当にありがとう。


しばらくぶりです。今までこちらになかなか投稿できず失礼しました。

通勤時間の増え、なかなかPCにむかえなくなってしまった為、一度こちらを終わらせ、新しい気持ちになれるまで、一時更新を停止したいと思い、今回こちらを書いて見ました。


強引かもしれませんが、一応、「コンビニ~」はここで終わりにしたいと思います。


この「コンビニ~」を書いて見て、いろいろな方に見て頂けたことがとても嬉しかったのですが、反面、思いついたことをありのまま書いているだけでは本当に楽しい作品は書けないかもしれないとも思いました。


ただ、楽しくかけた事、アルテミスの設定や、移転の方法、どうしょうもない神様や、ちょっとしたお節介な人々を書けたことは、今後の作品に生きるのかもしれないと思いましたので、こういう機会で表現できたこと本当にありがたく思いました。


アイディアは頭の中にあるものの、なかなか表現する時間がないので、そういうものをまた形にし、納得できる状態まで書きあげたら、また公開したいと思っていますので、その時は是非いろいろ助言を頂けると嬉しいです。


年末年始、忙しさで体調を崩しやすくなる時期になりますが、皆様もどうぞ体を大事に、楽しいことをより楽しんでいただければと思います。


本当にありがとうございました。


とうちゃんすらいむ


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