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ラブコメ主人公、ご乱心  作者: 本郷隼人
【第二章】中島の葛藤
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1話 恋愛へのスタンス

 どうも皆さん、源さんの恋人(に近いうちになる予定←絶対に)の中島だ。


 ――――恋について考えてみる事にした。

 皆さんは、恋について思考を巡らした経験はあるだろうか? 恋愛経験の有無にかかわらず、一度は『人を愛するって、どういう事なんだろうなぁ』などと考えた事がある筈だ。


 恋愛をする人を、してきた人を、僕は尊敬する。


 これは源さんを好きになる前から備わっている感情なんだ。

 いつも恋愛を頑張っている人を見るとこう思うのだ。『恋が成就しようが、失恋しようが、その経験を敬いたい』と。

 相手を想い、考え、行動する。


 ―――――――例えば愛の告白をして、それが望まぬ結果で終わってしまったとしても、振られたとしても。その行為に恐怖や不安を覚え、しかしなお勇気を振り絞った事実に変わりはない筈だ。尚且つ、その苦く切ない経験を乗り越えた人間は恐らく、いや確実に〝正しく成長〟する。つまり大人として前へ進めるのだ。


 誤解しないで欲しいのは、別に告白が成功したからと言って成長できない訳ではない。当然こちらのルートでも大きく心を育める。


 愛人関係になって相手を想う気持ちがあれば、真の意味で相手を理解し、相手が幸せになる為の行動が出来て、苦難を物ともせず、共に幸福を築く。


 きっと徐々に〝愛する〟から〝愛し合う〟ことが恋愛において大切なんだと、心の底から理解するのであろう。そして二人で逞しい大人へと成長できるのであろう。


 僕はやはり、恋愛を経験してきた者達を尊敬している。たとえ僕より幼かろうが、立場が弱かろうが、どんなに醜い恋愛模様を送っていようが。


 彼ら彼女らは僕の人生においての手本であり先駆者なのだ。敬うべき存在なのだ。


 そしてだ。ここからが本題だ。ちょっと長かったがここまで読んでくれてありがとう。これまでの内容はぶっちゃけあんまり関係ないので忘れてもらって構わない。


 ただ僕の「恋愛経験がある人ってイイよね! 尊敬しちゃうよね!」って心情を、皆に知って欲しかったが為にダラダラ話してただけなんだ。すまない完全に話のノイズだ。不協和音だ。本当に時間を取らせてごめん。


 じゃあ本題を言おう。源さんに僕の愛が伝わってない気がするんだ。


 なんだかな~~~~~~っ!(泣)

 どうも僕の告白が彼女に響いてない気がするんだよな~~~~~~っ!(泣)


 なんか上の空? みたいな。告白しても「あ、えっと、あ」って反応ばかりで、正直源さんの心情が分からない。動揺してる? 様には見えるんだけど、それが『告白されて嬉し恥ずかしくて照れてる』のか『シンプルに嫌』なのか、分からないんだよな~~~~~~~。


 あーあ、どうか前者であってほしいな~~~~~~~~~~~~~~。でもなんか僕の愛がダイレクトに伝わってない気がプンプンするんだよなぁ~~~~~~~~~~~。


 プンプンと言えば、源さんっていい匂いだよなぁ。防虫剤とタンスと埃と源さんの体臭を上手く調和したような、実にミステリアスでケミカルな、いい匂いだよなぁ。多分中毒性だけなら麻薬に匹敵する香りっていうか。あ~あ、一生嗅いでたいな~。


 まあともかくだ。源さんって前髪で上半分が隠れてるから表情読み取りづらいというのもあるが(目が隠れてるのもキュートで最高だが)。


 それにしてもクソッ、僕の恋愛経験不足だよ。

 嗚呼、こういう時恋愛経験豊富な人なら、なんか上手く打開策を捻りだせるんだろうな~~~~~~~~~~~。


 あぁやっぱり羨ましいなぁぁぁ~~~~~~~~~~~~恋愛経験豊富な人羨ましい~~~~カッコいいなぁ~~~~~スゴイなぁ~~~~~~~良いなぁ~~~~~~~。


 まぁ分かんないなら、それで仕方ないのかな。

 分かんないなりに、やっぱり猛アタックしまくるしか、ないのかな?

 猛アタックしまくって彼女の本音を聞き出すしか、ないのかなぁ?

 そうするしかない、よなぁ!

 そうだよなぁ皆ぁ⁉

 うんうんやっぱりそうだよなぁ‼そうかそうか‼


 よし! そうと決まれば早速次の日の朝に源さんに告白せねばな!

 ふっふっふっ、これまで以上に源さんに急接近しまくっちゃうぞぉ~~~~!


 待っててくれ源さん!

 この世界が終わるまで。いいや、たとえ終わったとしても君にアプローチしまくるからね!

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