89 編成
おやすみいただきますとか言っておいて、またすぐに書きたくなってしまう。
じっとしてられない。前世マグロとかですかね?
地獄・クリスト城
「と、言うことでマザーシップに行きたい者、手上げろ〜〜!」
しーーーん
「えぇ!みんな行きたくないのかい?」
「う〜ん。人混みはねぇ。落ち着かないから好きじゃないわ。」
「『サタンの頭部』だよ!?」
「まぁ、気になりはするが、別に俺たち熱心なサタン信者じゃないしな。」
「ふ〜ん。そうか…」
「そもそも、俺はここを離れるわけには行かない。最終監獄の管理があるからな。バーナボーとその家族が別用で駆り出された。」
「おやおや、珍しい。あのバーナボーが外に出るとは。」
「F,Dが行かないなら、なお私も行かないわ。」
「そうか…」
「はい!はい!は〜〜い!私行きた〜〜〜い!」
高らかな声で意気揚々と声を上げたのはフォルテだった。
「おっ!素晴らしい。では行こうかフォルテ。」
「やったーー!」
「では、3人で行こうか。」
エクサーは隣に座るピアノに話しかける。
「ピアノは行きたくないの?」
「はい。私も人混みは苦手でして。特に行きたい理由があるわけではないので。」
「じゃあ、私たちは3人でどこか旅行にでも行きましょうか。」
「そうするか。どうせ今、閑散期だし。」
「わかりました。」
今は他の時期に比べて『level 666』の仕事依頼の少ない、いわゆる閑散期に当たる時期。と言うことでA2達がマザーシップに行くと言うことでS,Bたちもどこか旅行に行くことにした。
「では、では、エクサー、フォルテ。1週間後までに準備をしておいてくれ。」
「「は〜〜い。」」
「解散!!」
ーーーーー
自室に戻ったエクサーは準備を始めようと思ったが、まず何を持っていけばいいのかと考えた。が別に忘れ物をすれば取りに帰ってくることができるので準備の必要はないと思ったが、一応、服と歯ブラシなどは持っていくことにした。
旅行ということでエクサーは内心とてもワクワクしていた。それにかつて地獄の王として統べていたサタンの頭部を見ることができる可能性があるのなら一目見たいと好奇心が動いていた。
とは思ったものの出発までは1週間もあるということで気長に待つことにした。
ーー終ーー
薄い!内容が薄い!