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DeViL 悪魔生転物語  作者: オクラ
 1章 『エクサーと侵入者』
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 6 行く道

 相変わらずエレベーターには慣れないが、部屋に帰ったエクサー。エクサーはいきなりの学校見学に何を思うのか。

 

 エクサーは目を開けた。どうやら、あのまま寝てしまっていたらしい。体を起こし、窓から外を見ると、来た時と変わらず、外は赤く照らされていた。


 コンコンとドアがノックする音が部屋に響いた。失礼しますという声と共に部屋に入ってきたのはピアノだった。


 「おはようございます。」

 「おはよう。」

 「朝食の準備が整っておりますので、向かいましょう。それとこちらがA2様より受け取りました服でございます。お着替えください。」


 エクサーは服を受け取った。


 「私は外に出ますので、着替えが終わりましたら、外に出てきてください。」


 そう言ってピアノは部屋の外に出て行ってしまった。

 

 服に着替え、鏡で身だしなみを確認するとエクサーは部屋の外に出た。

 

 「それでは向かいましょう。」

 「ねぇ、ねぇーなんでーー。なんでピアノにばっかりエクサーのお世話させるわけーー!私もやりたいー!!」


 大きな声で駄々を捏ねているのは、フォルテだった。そしてそのフォルテをS,BとA2がなだめていた。


 「落ち着いて、フォルテ。何も意地悪してるわけじゃないの。ね、A2。」

 「聞いてくれ、フォルテ。ピアノはフォルテよりも心を開くのに時間がかかる節がある。だからエクサーに速く慣れてもらうためにも二人の時間を多めに取っているわけだ。妹のためを思うのも姉の役目じゃないのかい?」

 

 その言葉でフォルテがカッと目を開いた。そしてパンッと両手で頬を叩いた。

 

 「そうよね、私お姉ちゃんだもの。しっかり考えないと。」

 「わかってくれてよかったわ。」


 チーンという音がなりエレベーターの扉が開いた。


 その中からピアノとフラッフラのエクサーが降りてきた。

 

 「やあやあ、エクサー。おはよう。」

 「おはよう。」

 「さあさあ、朝食にしよう。」


 全員が席につくと料理が運ばれてきた。昨日は隣に座っていたA2は今日は正面に座っていた。何か変化を感じていたエクサーはF,Dがいないことに気づいた。A2に理由を聞くと、仕事で早く出かけたらしい。


 全員が朝食を終え、エクサーが席を立つと、A2が音もなくエクサーの後ろに周り肩を叩いた。


 「馬車が城の前についたようだ。準備はできているかい?」

 「大丈夫。緊張してるけど。」

 「なあに緊張する必要なんてないさ。楽しく行こう。」

 「う、うん。」

 「さあさあ、S,Bそろそろ行くよ。」

 「わかったわー。ピアノー、フォルテー。お見送り行きましょーう。」

 「はーい。」

 「わかりました。」


 城の前に行くと、馬車があった。しかしエクサーはこの馬車が馬車であるとはわからなかった。もちろんエクサーは馬車を見たことはある。孤児院にいた時も馬車に乗っている人を見たことがあった。しかしこれはどうだろう。確かに黒い馬が二頭いる。ただし、首のない馬が二頭。加えて、馬より後ろの座席部分が燃えている。これを初見で馬車と呼ぶことはすんなりといかないとエクサーは思った。

 

 「お先にどうぞ。」


 A2はエクサーを先に誘導した。


 「エクサー。気をつけて行くのよー。」

 「ありがとうS,B。」

 「それじゃあ行ってくるよ。」


 二人が馬車に乗り、馬車の扉が閉まった。ヒヒーンと二頭の馬が鳴くと馬車は勢いよく走り出した。


 S,Bとフォルテとピアノは馬車が見えなくなるまで手を振り続けた。


 ーーーーー


 「ねぇ、A2。なんでこの馬車燃えてるの?それに燃えてるにしては全然熱くないし。」

 「いわばこれは、炎の形をしたバリアのようなものさ。外敵からの攻撃から乗客を守るためのね。そしてこの炎バリアは魔力が元となっている。魔力は特定の条件を除き性質を持たない。だから熱くないんだ。」

 「へぇ、あっそうだ、A2。僕は魔力はどのくらい?」

 「どれどれ、調べてみよう。」


 A2はエクサーを見つめた。

 

 「残念ながら、0に等しいね。」

 「はぁ、」


 エクサーはとてもがっかりした。

 

 「まぁまぁそう落ち込むことはない。気長に行こう。」

 「うん。」


 明らかにエクサーは落ち込んでいた。


 「そうだ。少し学校の説明を。今から行くところは、トバルカイン魔法学校。地獄の中でも有数の魔法学校で、なんと言っても、自由度がとっても高いんだ。」

「へぇ。」

「百聞は一見にしかず、とりあえずは見てみることさ。」


 A2と話をしていると、カンカンと鐘の音が鳴った。どうやら目的地が近づいてきたらしい。


 その後、間も無く馬車が減速し、停止すると、A2がドアを開けた。

 

 そして、エクサーは馬車から降りた。

 

 エクサーの目の前には視界に収まりきらないほど巨大な城が現れた。


 エクサーは空いた口が広がらないようだった。


 城を見渡していると、至る所からコウモリが集まり、2人の前に集まり、次第に形を作り出した。


 コウモリたちは一体の悪魔になった。

 

 「いらっしゃい。A2。待っていたよ。」


 ーー終ーー


 最近シャイニングを見たんですよ。なんか全てがすごい通っていしまいました。最近のホラー映画、例えば、死霊館シリーズだったら、なんだかんだジャンプスケアなんかを使って怖さを演出します。でもなんかシャイニングって「ん、ん〜〜、んんん、ん〜、ん。」ってなりました。気持ちが悪かったんです。

 でもすごいとも思いました。最初の車がホテルに向かうシーンは何故か恐怖を感じました。別に怖いものも映ってません。ただ本当に山を車が走ってるだけなんです。強いて言うなら不気味な音楽が鳴っていますが。もうなんかすごいとしか思えません。

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