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DeViL 悪魔生転物語  作者: オクラ
 1章 『エクサーと侵入者』
22/208

 番外編1 エクサーくんの1日


 おはようございます。いや、こんにちは?こんばんは?まぁいいです。


 エクサーです。


 僕が地獄に来て、そろそろ1ヶ月とちょっと経とうとしています。


 地獄って基本的に季節がないんですね。なので草木が移り変わったりはしません。僕たちのいる地域は平均的に21℃ぐらいです。過ごしやすいです。


 でも地域によって大きく変わります。この前、A2に修行をしてもらう時に連れて行かれた場所は、極寒でした。普通に右足がぶっ壊れました。


 っということで、僕の今日の1日を見てもらいたいと思います。


 朝7時。起床。


 地獄の1日の時間の概念はちょっとだけ違いはあれど人間界と変わりません。


 そういえば、地獄では人間のいる世界のことを”人間界”、”下界”と呼びます。


 朝起きたら、服を着替えます。


 この前、S,Bと一緒にショッピングに行って服を大量に買ってもらいました。それと一緒にクローゼットを買いました。


 なんとそのクローゼットに手をかけると勝手に私服を決めてもらえるんです。楽ちんです。


 朝8時。朝食。


 みんなで食卓を囲み、ご飯を食べます。今は料理の司令塔はS,Bが担っていますが、本当は料理長がいるらしいです。僕が来るちょっと前に修行に出ると言って、出て行ったそうです。


 朝9時。読書or宿題。


 宿題が多いときは、宿題をします。そんなに忙しくない時はいろんな場所で本を読みます。最近のお気に入りは庭です。


 昼12時。昼食。


 読書はし始めると止まらないので3時間なんて余裕です。昼食は基本的に軽めな物が出ます。この日はスパゲッタでした。わかりやすく言うと、鶏肉に近い肉をトマト缶で煮詰めてパスタみたいな麺にかけた物です。


 昼13時。畑仕事。


 ピアノと一緒に畑仕事です。夕食には自家製一品がいつも出てきます。その一品の材料を作ります。


 畑はとんでもなく広大です。なので、終われば普通に疲労困憊です。ピアノの作業速度は冗談抜きで僕の2倍です。勝てない。


 昼15時。


 S,Bかフォルテのどちらかがおやつを作ってくれています。この日はクッキーでした。


 夕方16時。特訓。


 特訓です。この日は、城の近くの森に行ってA2と一緒に隠密の練習です。最近始めたばかりで、とんでもなく難しいです。でもこれを習得できれば、攻撃を気付かれにくくなったり、奇襲が可能になるようです。男としてロマンを感じます。


 夜19時。夕飯。


 夕飯は肉がメインですね。今日はローゲルの肉を使った煮込みでした。ローゲルは地獄では一般的な肉です。牛みたいな生物です。


 夜20時。風呂。


 悪魔って魔法で綺麗にできるので入る必要がないらしいですが、気持ちですよね。


 夜21時。趣味。


 色々やります。フォルテに誘われてヨガをやったり、ピアノと編み物をやったり、楽器を練習したり、ほんとに色々です。 


 夜??時。就寝。


 好きな時間に寝ます。


 こんな感じです。意外と面白くないですね。でもこんな感じです。


 魔強化もあれ以来、起こっていないので安心ですね。また起こったら嫌です。よくわかんない黒い液体を飲まなくちゃならないので。


 まぁ、こんなところです。そのうち人間界にも帰省(?)しようと思います。


 ではまた。


 












 今回はエクサーくんに話してもらいました。楽しそうです。

 フォルテとの距離が戻っていてよかったですね。



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