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遊恨  作者:
1/1

手向けの花束

この話は短編を繋げていく書き方をします。

登場人物は多いですがそれぞれにしっかりとした裏話があるような作品になる予定です。

最初は面白みがないと思いますが見て頂けると嬉しいです

桜の蕾が咲き桜色の花があたりを色鮮やかに彩っている振り向けば多分先に進めなくなるさっきから聞こえるうめき声は多分私を心の底から恨んでいるのだろう。

「来たよ、」

1つの墓の前に立ち止まり向き直る薄汚れた墓そのなりを見るに誰も来ていないのだろう

「薄情な奴らだよな過去は過去だからって顔も出さないなんてさ、あれから2年だよ?いい加減私も立ち直らないといけないのにね、」

痛々しいほどの沈黙が流れる男の顔はどこか寂しそうにしているが目はなんの感情もない

「あんたの好きなタバコを買ってきたんだ、赤マル好きだったろ?線香はないから火、つけとくね」

タバコに火をつけ煙を肺に入れる

「俺には合わない」

そういうと火のついたままのタバコを置き振り返る

「また来るよ、生きてたら」

背を向けた男の背中はどんどん小さくなって行った

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