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嘘→死~ウソミギシ~  作者: 天かす入りおうどん
第4章 神の気まぐれ
34/48

第7話 こいつは信頼出来るのか

第7話→第34話 こいつは信頼出来るのか


2ターン目~伸一チームと本田チーム~


俺たちは出来ればこのターンである程度狙いを定めて、神田と合流し、次の最終ターンで余裕を持って挑めるように嘘を探っていた。

だが、相変わらず本田は1ターン目と変わらない雰囲気でまた同じような話を繰り返していた。


「あぁヤバい。今にも誰か殺したくなってきた!もう殺人が日課だね。嘘→死は殺人ありだからね〜昨日もその前もやっちゃった」


表情や話し動作までほとんど同じであるため、逆に本田のこの"殺人"というキーワードがより大事に感じていた。

それを本田も分かっているのかたまに少し変化球を入れてくる。


「いや!俺がやったのは殺人未遂だ!殺してない!」


うん。もう本田の話は聞く必要が無いな。これ以上情報が出てくる気配がない。


「ねぇお兄ちゃんはさっきおじいちゃんと何話してたの〜」


本田の眉がピリついた。声色が少し低くなる。


「...あ〜じゃあ僕、少し俺と話をしようか」


なんだ?焦ってきておかしくなったか?

本田の提案に謝恩が了解すると、本田は伸一達全員に話し始めた。


「俺さ...このイカれたゲームをぶっ壊したいんだよね。俺に協力してくれない?」


突然の提案に伸一達は1度裏を疑ったが、その真剣な表情には嘘が感じられず少し話を聞いてみる事にした。


「ありがとう。俺の作戦を聞いてくれよ。このゲームをゲームとして成り立たなくしたらいいんだよ!どうせこのゲームはなにかの目的があって開催されてるだろ?だったらゲームが成立しないくらい壊せば強制的に終わるんじゃないか?」


考えたこともなかった。

実際運営に密告された奴が連れていかれてるのを見て諦めていた。

このゲームからは逃げられないと思っていた。

賞金が少しチラつくが関係ない。命が1番なのは当たり前だ。


......だが、1つ心配事がある。

こいつ...本田は"信頼に足る人物"か?

前を向くと本田が神田達に饒舌に話を進めている。


「どうだ?この作戦に乗るのか?」


「...少し時間を欲しい...。次の会話のターンまでにはチームで話し合って決めるから待っててくれ!」

「分かった」






まさかこれからこのミッションがあんなに荒れるとは、この時の俺には全く予想が出来なかった。

もう既に遅かったんだ。もっと早く決断してれば......












【仲間を失わずに済んだのに...】





ピンポンパンポン


『会話終了です。次の会話にも参加する本田チームは残り、伸一チームは退場して下さい。』


--続く

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