第2話 悪魔の一声
第2話→第29話 悪魔の一声
-12時前
伸一達は例の体育館へと辿り着いた。
「到着した...。こんなとこもう二度と来るか!って思ってたけどこんなに早く来ることになるとは...」
でも覚悟は決めた。
この先どんな困難が訪れようとも、俺は立ち向かってみせる。
さぁ...
どうなるのか...
俺は入口の扉を横に引いた。
そこは...
異様な空間に包まれていた。
窓には全て布がかかっており、ライトが強く光っている。
舞台には黒いカーテンが掛かっており、中は見えなくなっている。
そして、人が各3つの場所に数人立っている。
入口付近には伸一達5人が。
舞台側には懐かしの顔が。
ライトに照らされている金髪、少しガタイのいい体に見慣れた黒服。
「成瀬...」
伸一はまた、ゲーム開始時に感じた懐かしさをまた、感じていた。
すると、成瀬はこちらに向かって手を振った。
嘘くさい笑顔を浮かべて。
「...なんだよあいつは......」
一方入口と舞台と三角形を組むようにもう1組こちらを見ていた。
そいつら4人は、2人を除いて全員白い布に包まれている。
白い布の集団もまた異様な雰囲気を醸し出していた。
「なんかあの白いヤツらこわいー」
「...そうだね〜...」
こちらを見て、白い布の集団も何かを話しているように見えた。
少し不気味だ。
バンッ
すると、伸一たちとは別の入口から1人の細身の男が入ってきた。
男はどこかオドオドしていて、焦りが見て分かった。
「くそ...殺される...殺される...!」
ピンポンパンポン
通知と同じ音が舞台から鳴った。
体育館の壁にある時計を見ると、12時になっていた。
「はーい成瀬ですよー。皆さん時間になりました〜!ちゃんと全員集まってくれたようですね!」
成瀬はニコッと笑って背筋を伸ばした。
「今から〜第2週開始記念ミッション..."悪魔の一声"開始しまーす!!」
成瀬は両手を大きく広げ、また、満面の笑みを見せた。
"ミッション開始"
--続く




