第1話 終わらない恐怖
第4章 神の気まぐれ
第1話→第28話 終わらない恐怖
第2週が始まって初日。
俺は気が付いてしまった。
このゲームの"攻略法"を...
それは、
「わざわざ俺たちが密告しなくても勝手に減っていくのでは!?」
そうだよ!
俺たちが第1週に密告したのは美羽、宮里の2人...か...
に対し残りは86人。
このまま行けば残り30人くらいまでは全員生き残れるだろう。
......
俺はその事を仲間の皆に話した。
「確かにそうですね...!」
「もう2人密告してるし弱い人はなにかない限り近づいてこないし!」
「今週はゆっくりだ〜」
ピンポンパンポン
通知がなった。
これまで何度も聞いてきた。
もう慣れたものだ。
だが、周りの神田達はどこか困惑した様子だった。
「ん?どうしたの皆?」
荒木がそれに首を掻きながら答えた。
「いやー分かんないんですけど...今の通知俺たちは来てないんですよねー...」
「ん〜何かのミス...かな?」
そこまで俺は気にせず俺は通知を確認した。
どうせまた密告だろう...と思っていたのだが、
そこには...驚愕の内容が記載されていた。
"ミッション"
☆この通知は"特定の人物"にのみ送られています。
「ミッション......」
...いつもと違う
俺は何か嫌な予感がした。
続けて読んでいく。
☆~~~~~
○ゲーム開始地点の体育館へ12時までに来て下さい。
○仲間は何人連れてきて頂いても結構です。
○ミッションについては仲間以外のどの参加者にも話す事を禁じます。
○来なかったり禁止事項を破ったりすると"ペナルティ"が課せられます。
「なんだよコレ...」
内容がまるで無い。
こんなこと今まで無かったのに...
でもとりあえず神田さん達に話すしかなさそう...
俺は通知を見せた。
「拒否権無いですね...」
指川は苦笑いした。
一方神田は真剣な表情だ。
「行くしかなさそうですね...私はついて行きます!」
「僕も!」
「まぁ僕も行きますか」
神田、謝恩、荒木の3人が手を挙げた。
そして、手を挙げたまま真顔で指川の方を向いた。
「......分かったよ!私も行きますぅ...!」
渋々指川も手を挙げ、全員で体育館へ向かうことが決定した。
「みんな...!」
「じゃあ支度しなきゃですね!」
-11時頃
帽子、サングラス、マスク、何か長い棒、etc......
各々が完全装備になり、伸一達は体育館へと向かうのであった。
そんな伸一達をバレないように覗く影が1つ。
その影は少し大柄な男で、手にはスマホが握りしめられている。
「こんな所にいるのか...やっぱり俺は......!もう......!」
その男の首からは指輪がついたネックレスがぶら下がっていた。
--続く




