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嘘→死~ウソミギシ~  作者: 天かす入りおうどん
第2章 狙う者狙われる者
18/48

第9話 2ndライブ

第9話→第18話 2ndライブ


ゆびーずとしての1日目、情報収集のために伸一が、指川が仕事中なので謝恩と神田が、3人でまたライブを見にライブハウス前へと訪れていた。


「ひさしぶりーぃ」

「荒木くんは来なくて良かったのかな?」

「家で裏ウェブ?みたいなやつで情報収集するみたい。また解決したらみんなで来よ!」


3人はライブハウスの中へ入りまたライブ開始を待った。

その間、伸一は捜索のため、出発前荒木とまとめた情報を確認した。

分かっていることは大きく2つ。


宮里の顔やプロフィールとUSO48の大ファンだということだ。

ちなみに顔やプロフィールは、ウソミギシ用の携帯に備わっているアプリ、"密告箱"からわかった事だ。

宮里の顔は、眼鏡を掛けていて面長、髪はきっちり整えられている。


「こいつがねぇ〜」

「!?」


ハウス内が暗転した。

舞台袖から何かの曲のイントロが流れてくる。

ライブが始まったようだ。


「♪」


続々と少女達がステージに登場して来た。

その中には指川の姿もある。

伸一はふと横を見ると、謝恩と神田が一生懸命ペンライトを振っているのが見えた。


~~~~


「ありがとうございました!またよろしくね〜!!」


少女達は舞台袖に戻り、ハウス内の電気が戻った。


「ちょーおもしろかった!」

「そうだねー!イブニング少女とは違った感じで楽しかった!!」


2人とも興奮して顔が赤く火照っている。


ビビビッ


その時、伸一の携帯が鳴った。

密告の通知とは違う音だ。

伸一が携帯を取り出すと、それが電話であることが判明した。

荒木からのである。


「もしもし?どうした?」

「伸一さん!分かりましたよ...」


その荒木の声色は神田達以上に興奮しているのが分かった。


「こいつ...宮里は...詐欺グループの幹部です...!」


-同刻、控え室


「今日もみんなおつかれ〜」

「疲れた〜」


ライブを終えた48メンバー達が控え室に続々と帰って来た。

指川はその最後尾で1人、無言で控え室に入る。

その時だった。


「ねぇ」


指川が振り返ると、同じ48メンバーの山中沙耶(やまなかさや)が指川の携帯を持って立っていた。

指川が「ん?」とした顔をすると、山中は携帯を差し出した。


「ゆびー電話鳴ってるよ」


画面には、宮里からの着信という文字と共に、

『今夜西倉庫に20時、1人で来てね♡来ないと分かってるよね♡』

というメッセージが見えた。


--続く

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