『水脈の原理について』・・・『詩の群れ』から
『水脈の原理について』・・・『詩の群れ』から
㈠
何処かに、水脈を見つけようじゃないか、我々は、という命題が一つ頓挫するだろ。
そうだろ、懸命に生きる上で、確かに水脈は、メタファとしても、必要だろう、だろうだ。
㈡
完成観念の、破滅推移から、転生の理由反転で、消灯も明滅も、原理だろうな。
そうだよ、難しいことなど、何もない、俺もお前も、確かにそうだった。
㈢
迷いなど、水脈に流して、建設的な議論をしたいものだ、そうだろ。
え?
㈣
水脈の原理を知った、我々は、目指す処は、達観の境地の、辺境地にある、或る村さ。
君らしく、人間は幸せを総合的に現実に預けるんだ、到来の弔いの、来出を待っているだろ、だろうだ。