~第3話そもそもの原因~
ゆっくりペースで進めておりますがまだまだ続きます・・・。
ピッ
僕はとりあえずテレビを消し、昭人もいるけどとりあえず家族で会議することにした
「うーん昨日なにしたっけな・・・うーん」
「ゆっくりでいいからな、焦ると余計思い出せねーぞ?」
お父さんはとりあえず遅刻の許可を会社に申し出てくれたようだった。
とりあえずゆっくりと思い出し、昨日行ったところを懸命に思い出す。
(えーっと・・・駄菓子屋・・・はっ!そうだ駄菓子屋!)
「駄菓子屋さんで買ったんだよ・・・えーっとなんだっけアレ」
昭人はまた忘れたのかと呆れた顔をしながら
「君が買ったのは小さな飴玉と・・・なんか変なのかってたよな・・・」
昭人は記憶力がいいのだが今回ばかりは思い出せないらしい・・・。
僕は念のためもらっておいた領収証を確認してみることにした・・・。
「えーっと・・・飴玉50円・・・あっこれだ!」
青空商店
飴玉 ¥50
不思議チョコ ¥0
「・・・ん?無料・・・・?」
不思議に思いながらも昨日食べたその不思議チョコのことを思っていた
「不思議チョコなんていうお菓子あったかな・・・うーん」
お父さんは甘党でだいたいのお菓子は調べているがデータに引っかからないらしい、それ以前に無料という時点ですでに怪しい・・・。
(そういえば寝るときに多少の違和感があったような・・・うーん)
思い出そうとしてもなかなか思い出せない・・・
「そういえばお兄ちゃん昨日・・・」
妹が口を開いた
「たしか昨日の夜ね、トイレに起きたらお兄ちゃんが寝言?言っていたような」
「どんなねごと?」
僕は気になって聞いてみた
「うーんたしか・・・呪文みたいな?難しい言葉ばかり言ってたよくわかんなかった・・・」
呪文・・・チョコのせいだったというのだろうか・・・とりあえず駄菓子屋に
僕らは向かうことにした・・・。
つづく・・・