~第2話僕だけかと思ってた・・・~
不定期更新のために、いつ完結するかはわかりませんがとりあえず2話目です。
今回ちょっと短めです
ガチャッ
「ゆーきー遊びに来たぜー一緒にゲームを・・・」
いつものセリフで入ってきた昭人は、まるで幽霊をみたかのように固まってしまった
「えっとそのー・・・いらっしゃい・・・」
「・・・ああ・・・」
昭人は戸惑いつつも靴を脱ぎ、ゲーム機のある部屋まで移動した
ガチャッ・・・パタンッ
とりあえず部屋には入ったものの2人とも気まずい空気である
「えーっと・・・どうしよっか・・・」
「とりあえず・・・理由とでも・・・」
僕は理由を話した、理由といっても朝からの出来事だけだが・・・
「ふーん・・・で今に至ると」
「うん・・・」
「もーほんとびくったよー妹さんそっくりの女の子がいきなり出てくるんだもん」
「まあ・・・理由は何にせよなあ~」
「というかどうするんだ?」
「何が?」
僕はそれまで考えもしなかったことだったが、今思えば気づくべきだった
「学校どうするのさ?」
「・・・あっ!」
「え?いままで気づかなかったパターン?」
「そのパターン・・・」
このとき昭人に言われなかったら気づかなかった・・・と思うな
ただ今考えるとなぜ早く気づかなかったと(笑)
「・・・転校生ってことに・・・」
「無理だろ、夏休み前だぞ?いくらなんでも・・・」
「正直に先生にいうしか・・・」
するとリビングからどたどた慌てた足音が聞こえた
「勇気!テレビ見てみろ!」
いかにもすぐつけろという顔だったのでテレビをつけた・・・唖然とした・・・
「先ほどからお伝えしています通り、全国で数人から十数人ほどの小学生が、
今朝から性別や声が変わってしまったなどと・・・」
「え・・・俺だけじゃなかったのか・・・」
つづく・・・