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第六話 席替え

 キーンコーンカーンコーン


「あ、昼休み終わっちゃった!じゃ、美華、また後でね。」

「うん!ありがとう。」


 理科の授業が始まった。

 私は、授業中も伊藤先生への告白のことで頭がいっぱいだった。

(どうやって先生を呼び出そうかな〜?)

 私は、授業中だったが、机の中からこっそりとスマホを取り出し、「告白 先生 卒業式後」と調べた。

(廊下で告白?帰り道で告白?無理だって…どうしよう…)

 そんなことを考えているうちに、理科の授業は終わった。


「は〜い!終礼始めるぞ〜!今日は席替えをします!」

 堀川先生が言った。

 ザワザワザワ

(え?席替え!?咲希の隣がいいな〜)

 私たちのクラスでは、くじ引きで席替えをすると決まっている。

(どこになるかな〜?)

 私はくじを引いた。

 書かれている番号は...五番!

「あ!咲希、私五番だ!」

「えまじ?私は十八番だったよ...。めっちゃ離れてるね。」

「え本当?残念だね...。」

「皆んなくじ引いたか?じゃあ、席移動するぞ〜」

 堀川先生が言った。


 私が席を移動していると、隣にいる男子の姿が目に入った。

「黒川さん...?」

「あ、はい!これから宜しくお願いします」


 彼—黒川涼太は、前髪が長く、頭が良い。

 休み時間は常に読書をしており、内気な人だ。

 あまり喋ったことはないけど、これから仲良くしようと思った。


「この席で、来年の三月まで、みんなで仲良く過ごしましょう!これで終礼を終わります。さようなら」

「「さようなら」」

 終礼が終わり、みんな各自で部活に行ったり、友達と喋ったりしている。

 私は、所属している女子バレーボール部が休みなので、帰宅する準備をし始めた。


「あ...あの...桜田さん」

 突然、黒川さんが話しかけてきた。

「何?どうしたの?」

「今日って...もしかして部活休み?」

「うん。休みだよ」

「だったら...僕と一緒に帰らない?」

「えっ...」

「あ、ごめん!嫌だったよね!」

「あ...全然嫌じゃないよ。一緒に帰ろう!」

「え...!いいの?やった!」

(咲希は、今日女バスがあるし、私一人で帰る予定だったけど、誰かと帰った方が楽しいもんね!)

 そう思い、私は承諾した。


(私、男子と一緒に帰るのは初めてだから、ちょっと緊張するな...)

 そう思いながらも、私達は歩き始めた。

「ねぇねぇ桜田さん」

「何?」

「桜田さんって、確か、数学が得意だったよね?」

「うん!数学は得意だよ。」

「あのさ...僕、英語とか国語とかは得意なんだけど...数学は不得意で。良かったら今度、数学教えてくれない?」

「いいよ!確かに黒川さんって、いつも英語が高得点だったよね。本当にすごいと思う!」

「え!嬉しい!ありがとう!実は、僕のお父さんが英語得意で、いつも教えてくれるんだ。」

「え!めっちゃいいね!」

「じゃあ、その勉強会はいつにする?」

「私は、今週の土日空いてるよ。」

「僕も空いてる!じゃあ、その日にしよう!」

「いいね!ちなみに場所はどこ?」

「う〜ん。図書館は遠いし...僕の家にする?自分で言うのも変だけど、僕の家は結構広いから、窮屈にならないと思うんだよね。」

「じゃあ、黒川さんの家にしよう!」

「決まりだね!」


「じゃあ、黒川さんバイバイ〜また明日!」

「桜田さん、さようなら。」


 家に着いた私は、手を洗って部屋に入った。

(黒川さんって無口なイメージだったけど、喋ってみると意外と面白い人かも!ていうか、今日は色んな出来事があってちょっと疲れたな...寝よう)

 私は、布団に横になって眠りについた。

 第五話で、「もっと頑張ります!」とか言っていたのに、約一か月も更新出来ていなくて本当に申し訳ありません、、、。


 あと、毎日朝の二時〜四時の間に、この小説の更新をチェックして下さっている方、本当にありがとうございます!!!!小説初心者の私にとって、物凄く心の支えになっています!!これからも、音瀬の小説を応援していただけると嬉しいです!!

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