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生粋の道産子の私の、食べ物、思い出話。

ウニ

作者: 雪 よしの

 私が最初に赴任した集落で、ショックをうけた食材です。


 そこは小さな漁村でした。私はある家に下宿してたのですが、昼食にごはんと、ウニが生きたまま出てきました。


 ムラサキウニは、テニスボールほどで、黒く長い棘がモゾモゾ動いてて、怖かった。下宿のおかみさんが、それをゴム手袋の上にのせ、手際よく真っ二つに・・・

 

 中はオレンジの脳みそのような中身が。


「ほれ、こうやって、指でほじって食べれ」


 二つに割れたウニは、まだ生きていて、トゲが動いてる。


 無理無理無理。


 もともと魚介類は苦手な私には、ハードル高すぎ。ひきつった笑いでごまかし、食べませんでした。


 今思うと、非常に贅沢なんだろうけど。スーパーで見かけるウニを見るたび、その事を思い出し”やっぱ無理”と感じる次第です。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 安いウニって、生臭くてあんまり美味しくなかった気がしますが、新鮮なウニは美味しいかもですね 見た目はアレですが汗
[一言] ウニ大好きです。 昨日、偶然ですけど、営業再開したスナックのママさんに彼女の大好物のウニ盛りを手土産に顔を出したところです。 ちなみにボクが食べられないのはトロトロ卵です(汗)
[一言] うに大好きなので、羨ましい〜! ですが初めての出会いがそれだと、確かにキツイものがあるかもしれませんね。 出会いって、大切!?
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