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魔女祭り45 デイニュ奮戦する

「マジッシュ・ファータイグ・ギーグン(対魔法防御)!!!」


 マテウスは、自らの身体に魔法を施すと自分のために時間を稼ぐと言ってデス・ナイトとの戦いに挑んだ男を見る。


(なるほど・・・魔剣を持つぐらいだからそこそこ腕が立つとは思いましたがね・・・)


 デス・ナイトと刃を交わすディニュの姿を見て改めてマテウスはディニュの力量を認めるのであった。


(身体強化の魔法も使わずにあのデス・ナイトと渡り合ってるのは確かに凄いんだけど・・・そろそろ・・・かな?)


「クウッ!」


「ロートリンゲンの騎士よ、なかなかの腕前だとは思うが・・・お主はいかんせん実戦経験があの二人の傭兵達に比べて剣筋がきれいすぎる。実戦経験の少なさであろうがな・・・」


「これは、お褒めのお言葉を頂きありがとうございます、凄血伯爵殿」


 余裕そうに評価を下すデス・ナイトに落ち着いて言葉を返ディニュだが、内心では驚愕していたのである。


(こ こんな化け物を相手にたった二人で戦って、それも他のデス・ナイト達を倒してしまうこの二人の傭兵達はどれだけ規格外なんだ・・・)


「ほれ、もう握力が限界か、フン!!」


「アッ!!!」


 デス・ナイトの剣にディニュの持つ魔剣が絡めとられ宙に飛び地面に落ちる。


「御教授ありがとうございました、凄血伯爵殿。どうやら私はこれが限界のようです、後はよろしいでしょうかマテウス殿」


「助かりました、ディニュ殿。身体強化もせずに生身の身体でデス・ナイトと渡り合えるとは・・・敬意を表します。」


「いえ、私の力の無さに改めて痛感させられましたよ」


 マテウスはディニュの言葉に微笑みで返すとエルヴィンの方に視線を向ける。


(強烈な攻撃魔法をもらったみたいだけどエルヴィンの方は・・・ああ)


 マテウスはニヤリと口元を緩める。


(あの様子じゃ、大丈夫みたいだね、フフフ・・・。それにしてもエルヴィンはいつあのきれいな魔女さんと知り合いになったんだろう・・・)


 マテウスの視線の先には何かいい雰囲気になっているエルヴィンとヒルダの二人の姿が見える。


(姿の見えない魔術師の存在はやっかいだけど・・・まあ、エルヴィンのことだから何とかするでしょ。)


 そうマテウスは囁くとその瞳に闘気を湛えながら


「さてと凄血伯爵さん、第2ラウンドといきますか!」





「だ、誰なんだ!!あの あの魔女は!!!」


「そ そうです!!!だ 誰なんですか?!!!」


「ど どうしたのです?エルヴィン様がどうかされたのですか!!?」」


 語尾を甲高くなじるような口調のヴィオラに嫉妬感を伴った口調でフィーネが声高に応じる。

 その二人の言葉の熱さにつられてセシリアまでも大声を上げてしまう。


「セシリア様・・・お声が・・・」


 冷静な口調のなかにも驚きを隠せないといったアルフィオの声に、自分がはしたなくとも大声を上げてしまったことにセシリアは気づき顔を赤らめる。


「い いえ・・・ごめんなさいアルフィオ・・・あんなに大きな衝撃と破壊の音が聞こえましたから・・・つい・・・」


「いえ、私こそぶしつけな言い方でございました、申し訳ございませんセシリア様。ただ・・・」


「え?」


「驚いております、セシリア様がそのように・・・」


「そのように?」


「言い方が悪うございますが、その 少女のように殿方の心配をされて声を張り上げるとは・・・日頃の聖女として麗しいセシリア様でもあのように声を・・・い いえ、失礼を申し上げました。非礼をお詫び致します」


 アルフィオはそう言ってセシリアに深く頭を下げる。


 セシリアはその雰囲気を感じ慌てて


「いえ、いいのですアルフィオ。私こそ場をわきまえずにはしたなく大声を出してそれも エルヴィン様って・・・」


 言葉の後ろをゴニョゴニョと濁すセシリアの姿を見てアルフィオは新鮮な驚きを感じるのであった。


(そうであるな、聖女様と周りから崇め奉られそれに応えようとこのお方は常日頃から自らを律っせられていたのであった・・・素の女性としての感情を持たれていたのも不思議ではない)


「ヴィオラ!、フィーネ殿!。二人とも目の不自由なセシリア様にもっと配慮をお願いしたいのですがな」


「す すまない・・・」


「す すみません・・・」


 アルフィオに窘められて反省する二人である。


「セシリア様、エルヴィン様はご無事ですよ。どこからかわかりませんが雷系の攻撃魔法を受けたみたいですが突然現れた魔法使いでしょうか、その方がエルヴィン様を庇って事なきを得たようです」


「そ そうですか・・・ご無事ですか、よかった・・・」


「だ だがその魔法使いのお 女をエルヴィン殿が・・・」


「そ そうです。抱きかかえたたんですよ・・・さも愛しそうに、優しく声をかけながら・・・」


 批判めいた口調のヴィオラとフィーネの言葉に


「えっ!?じょ 女性のお方を・・・エルヴィン様が抱きかかえる・・・」


「せ セシリア様・・・」


 落ち込むような仕草で応じるセシリアの姿を見てアルフィオは頭をかかえてしまった。




 









皆さん、台風の影響はどうだったでしょうか?


今回は新たなヒロイン参入で色めき立つ聖女様一行でしたね、あははは^^


次週は戦いの決着のシーンが登場しそうです。姿を現さない魔術師が気になりますが・・・。


最後にまたお礼を申し上げます。


この物語を楽しみにして頂いてる全ての皆様に感謝の気持ちを・・・。


本当にありがとうございます。


また来週このお時間にてお会いしましょう!!^^



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