第一話 序章
何時間この無駄な時間が続いてるのだろうか。聞いてるだけでもくだらない。いつまでこんな茶番劇続けるのだろう。何を討論しても結論は変わらないだろうに。まぁこれもあいつらの仕事なのだろう。
(つまんねぇ)
「……くにん」
(はぁあ、早く眠りてぇ)
暇過ぎて欠伸がでてくる。
「聞いているのかね被告人!」
「うっせぇな、ちゃんと聞こえてるよおっさん」
「うるさいだと、何だその態度は!!だいたい貴様がした罪は……」
あぁまた始まってるよ。さっきから同じ事を何度も繰り返しやがって後何度繰り返すつもりだ?。
(さっさと早く終わってくんねぇかなぁ)
「少し落ち着きなさい」
向かいの席の中央から声が響く。
「しかし殿下こいつは!!」
「ルイス公爵、落ち着きなさいと言っています」
幼いが毅然とした態度にまたその声に周りが息を呑む。
「…申し訳ありません」
「わかればよろしいのです」
ルイス公爵と呼ばれた人はそのまま顔を俯ける。
「被告人何か弁明はありますか」
「特にねぇよ」
「……そうですか」
顔を俯ける。
だがそれは少しの間だった。再びこちらを向き凛とした声で告げる。
「被告人、カムイ・アリス・フローライト。あなたを国王暗殺の罪、貴族殺しの罪で懲役12000年とする。またあなたが所持する全ての神器を没収します」
「死刑じゃねぇだけましだわな」
「本当は死刑になる罪です。これはあなたがおこなってきた功績による酌量です」
「それはありがてぇわ。まぁヒューマンの俺には無期懲役と変わんねぇけどな。」
そう言って俺は笑ってやる。他の貴族どもは顔を真っ赤にして怒鳴っている。
(はっ勝手にやってろ)
俺は兵士に連れられてその場を出ていく。
こうして国王暗殺の裁判は幕を閉じた。
~残り懲役12000年~