五月の詩
おお、五月よ 四月の次よ
春の日差しはすでに遠く 梅雨の足音が聞こえてくる
寝苦しい夜を経て 次の日パジャマを変えてみる
もはや暑さは敵ではない いきなり寒くてぎゃふんと咳き込む
空は晴れたり曇ったり 転ばぬ先の杖ならぬ 鞄の中には常に傘
しばらく晴れが続いたならば 存在忘却 無くしたと騒ぐ
もちろん新たにお買い上げ 備えあれば憂いなし 鞄の中に入れたなら
先代出てきて Oh My Goddess
おお、五月よ 黄金の月よ
今年は桜を見てないと 花見に行けば緑がまぶしい
高速道路で大渋滞 道路を埋める鉄と肉
尿意は静かににじり寄る エチケット袋はもう満杯
ピンチをチャンスに変えるべく ペットボトルに大挑戦
新たな技術を身に付けた 役に立たない立たせない
おお、五月よ 六月の父よ
母親はどこだ どこにいる いません
月に父も母もあるか
屋根より高いこいのぼり 屋根まで飛んで壊れて消えた
風が吹けば桶屋が儲かる
風が吹く
↓
スカートが捲れあがる
↓
それを隠すためにお盆が売れる
↓
ショータイム
言ってる事が意味不明
脳を使って物を書け
おお、五月よ 三倍すると十五月よ
十二月を超えて見せろ
お前なら出来る
お前だから出来る
信じる心は厚い壁をも乗り越える
なぜなら低いから
おお、五月よ 春の終わりよ
うららかな日差しも 芽吹く大地も
気象庁は全てを過去へと押し流す
さようなら立春 こんにちは立夏
調べたらどちらも過ぎていた
おのれ気象庁
謀ったな