表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/46

狩りの極意 6

 穴倉に連れ帰らされ、意識を取り戻した土田は沸々とした顔でジャックの話を聞いていた。

 「死達《バルバ》」についての事だった。


 「で、分かった?猪兄さん」おどけて聞くジャック。暗い穴の中をテーブルランタンが照らす。

 「知らんが、んなもん」

 「頑固だなぁ、もう一回言うよ。僕らが束になって掛かっても奴らの一人だって殺せない。それが死達」

 「ワシゃ誰にも負けんわ」

 「負けて殺されてここ|《辺獄》に来てんじゃあないかぁ」

 黙る土田。ジャックがその顔を覗き込む。

 「……僕の方が君より五倍強い自信がある」

 何やと……?もう一回言ってみィや」土田が口を開く。

 「ボ・ク・の・ほうが・強い♪」


  土田の眉間の血管が切れた。


 「何じゃあワレェェ!!調子乗んのも大概にせぇぇぇえぇ!!」

 絶叫した。土田が椅子から立ち上がり、刀を抜いた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ