表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男の娘なCQCで!(未完)  作者: 百合姫
とまどい
8/23

6わ とても だらしない

というわけで。

僕はフィネアの家に厄介になることとなった。


まず入って思ったのが、店である一階だけではなく二階の居住スペースまでボロいということだ。

いや、正確には長年掃除をしていなかったためか、一見すればボロく見えるほどの汚れが家自体にも染み付いていると言ったほうが正しい。

家自体はしっかりとしたつくりで少なくとも20年前に建てられた物にもかかわらず、老朽化の一端すら垣間見えないというのは余程良い大工さんに作って貰った事を髣髴とさせる。

そんな立派な家をここまでボロく見せるとは大工さんも悲しいだろうし、僕も悲しい。

こんなハエやらゴキブリやらが飛び交う家で住むなんて嫌だ。

昆虫だからと嫌いというわけではないが、不衛生の権化であるハエやゴキブリがちょっと周りを見れば歩いていたり、飛んでいたりという環境はいかんともしがたい。


この環境は異常だ。

ゴミ屋敷かっていう話である。


「おい。」

「な、なにかな?

さ、さっそく体をってことですか!?」


後ろから申し訳なさそうに入ってくるフィネア。

申し訳なさそうなのは僕に土地代を払ってもらったからで、ゴミのことは何も思って無いらしい。

尚のこと信じられん。


「片づけだ。」

「・・・かたづけ?」

「汚すぎるとは思わんのか?」

「何がです?」

「ゴミだらけのこの家がだ。」

「毎度毎度失礼にもほどがあります!!

ゴミだらけでも人の家ですよ!?

もう少しオブラートに包めーーー」

「本当に何も思わんのだな?」

「あ・・・いえ、あの。

その・・・でも、汚くても人は生きていけますよ?」

「まずはごみ袋を取ってこい!!」

「は、はいですぅぅっ!?」


こんのバカ娘!!

なんなのこの子!?

これが現代の“片付けられない女”ってやつか!?

現代どころか、異世界だけどさっ!!


ゲームで体得した『主夫』の称号を舐めるなよ。

今日は一日かけてここの掃除をする。

それがまずやることだ。

出来ればお風呂の設置もしたい。

後で釜買って来なくては。


「もって来ました!!たいちょぉーっ!!」

「誰が隊長かっ!!

艦長と呼べっ!!」

「船が無いのにっ!?」

「心の中に船を持つんだよ!!

人生という名の荒波を越える船をなっ!!」

「なんかカッコいいことを言い出したっ!?」

「ふっ、さしずめ今はゴミ屋敷という名の未開地を船一つで渡る渡来人の気分だ。」

「み、未開地とまではいかないと思いますけど。」

「まずは燃えるゴミからだな。」


片付けられない女が何かを言ってるが、それは全無視。

とにかく片付けなくては。

めぼしい燃えるゴミをぱっぱと片付けていく。

無駄にCQCスキルの「中腰歩き」を使っていたりする。

中腰歩きの効果は中腰歩きの時の移動スピードが立っているときと変わらないと言うスキルで、相変わらず地味だが、地味ゆえに地味に使えるスキルだ。

え?主夫の称号の効果はって?

そんな称号あるわけないじゃないですかヤダー。



手際よく燃えるゴミを片付けつつ、他のゴミはすべて一箇所に集めていく。

燃えるゴミを集め終えると次は一箇所に集めた場所から燃えないゴミを。燃えないゴミを集め終えたら資源ごみをと順々にやっていく。


見る見る片付き、ゴミが纏められていく。

ここでちょっとした誤算もあった。

フィネアがドジッ子属性を持っていたことだ。

人が集めたゴミをぶちまけたり、足を引っ掛けて転んでゴミの固まりに突っ込んだりと、ボロッちい衣服がさらにボロッちくなるフィネア。

転ぶごとになにやら良く分からない汁を引っかぶったりもするので、臭いがまぁキツイ。

人の仕事を増やしつつ、自分の仕事も一緒に増やしていく。


なんたる実害か!!


「カメムシ娘、もういいからじっとしておいて。」

「か、カメムシっ!?

ひ、酷いです!!

私だって一生懸命―――」

「頼むからじっとしておいて。

ほら、飴玉あげるから。」

「わ、本当ですかっ!?

あ、ありがとうございます!!

最近は草ばっかりで甘いものなんて久しぶりでーーーって、子ども扱いしないで下さい!!

こう見えても28歳ですよ!?」

「・・・僕より4歳も上か。おばさんだね。」

「し、失敬な!?

い、今のは・・・今のは今までで一番失敬な発言でした!!

取り消してください!!

そもそも、私は人間がベースですが魔族の血を引いているので28だとしても人間年齢に換算するとピチピチの18歳ですよ!?

そ、それをおばさんだなんて、心外にもほどがあります!!」

「18にしてはちみっこい。」

「ああもう!!ああ言えばこう言うっ!?

貴方はちょっと礼儀を弁えたほうがいいです!!」

「くっさい臭いを垂れ流しながら昨日今日会った他人と平気で喋る人が言う言葉じゃないと思うけど。」

「げ、原因を知ってるくせにそういうのは意地悪です!!

どうしてそうひねくれてるんですか!!」

「別にひねくれてないよ。

おっと・・・ゴキブリの卵塊発見。

これもゴミに出しとかないとね。」


成虫をいちいち殺す気までは起こらないが、卵塊は取り除いておかないと何時まで経ってもゴキブリが消えない。

少し可哀想でもあるが、燃えるゴミと一緒に出すことに。

この世は弱肉強食なのだ。

恨んでくれるなよ。

ちなみにこれでだいたい25、26個目。

どれだけ繁殖してるんだという話。


「とりあえず近くに寄らないで。鼻が曲がるから。そして、アンタは余計な仕事を増やすから黙って座ってなさい。」

「・・・っく!?」


何もいえないのか悔しそうに黙るフィネア。

そのままリビングを掃除し続けて3時間ほど。のこるは後で掃除機をかけて雑巾がけのみ。次の部屋に行くことにする。


「フィネア、アンタはこのままここで掃除機をやってその後に雑巾がけ。

そこに絞ったものとバケツがおいてあるから、壁もしっかりね。」

「う、動いていいの?」

「実際はネコの手でも借りたい状況だから。

例えミスってもせいぜい水をぶちまける位でしょ?」


風呂まで取り付けるには時間が足らないかもしれない。

急がなくてはならない。

動くなとは言ったが、作戦変更である。

埃まみれになりながら部屋の大掃除と言う重労働をする以上、なんとしてもお風呂でゆっくりしたい。せめてお湯で体を洗いたい。

この家には明かりが無いみたいだし夜になったらアウトだ。明かりも買えないとは。

今の僕は手持ちが1090リーフしか無い為、明かりが手に入るかは微妙なところ。

いくらするんだろうか?

そしてどこで売ってるんだ?

雑貨屋?

明かりは確実に無理だろう。

釜がいくらするかは分からないが100リーフとか一食分の食費で買える位のものではないはずだ。

少なくとも1000、いや、それ以上する可能性もある。

最悪、今日も川の水だ。

この世界には魔法があるからそれで、とも思うがこの世界の魔法はすべて攻撃魔法。

さらに言えば僕が覚えてるのは基本的にそこそこの攻撃力、そこそこの防御力と万能性のある(器用貧乏とも言う)光魔法と、火力不足の時に使う攻撃力特化の火魔法を少しくらい。

水魔法なんて覚えてない。

ちなみに水魔法の特徴は回復特化。

僕は一発もらうと死ぬか瀕死だったので呪文を叫んで回復魔法を使うよりも回復アイテムのほうが死にづらく、手っ取り早いのである。

なのでプレイヤーなら必ず身に着けている初級の回復魔法すらも使えない。

幸い、僕のスタイルは防具も武器も最小限と言うスタイルでお金はあまり気味だったしね。



「そ、そうやって決め付けでも物事を言わないほうがいいですよ!!

わ、私だって日々進化するし、学習だってするんですから!!」

「はいはい、頼んだよ。そしてサボっちゃダメだからね。」

「だから子供扱いしないでくださいですっ!!」



なんとか日が暮れる前に掃除を終えて、僕は風呂に入ることが出来た。

労働の後のお風呂は格別で、最高である。

ちなみに日本の風呂のように長方形の釜?が良かったのだが、鍛冶屋で頼むにしてもお金が5万リーフも必要だと言う。

材料費、手間賃を加えてこの値段。

他にそんなものを頼む人がいないというのも値段の高さの理由だ。

なんてこったい。この世界の人間は川の水で我慢できるってことだ!!

信じられん!

銭湯を経営するのもいいかなとか思いつつ。

結局、あまっていたと言うドラム缶を500リーフで譲ってもらった。

もちろん長方形の風呂釜も頼んだ。作成に2週間はかかるらしい。

お金を稼いでおかなくては。


「それにしても、恐ろしいほどに綺麗な体だな。」


ちゃぱぁと音を上げながら足を組みなおし、体を満遍なく揉み解す。

肌の白さや張りは死ぬ前とは別人のようだ。

別人だけど。

そして次の目的を考えてみる。


「・・・お店の復興かな。」


このまま土地代が払えない彼女を放っておくのは人情的に少しどうなの?という思いがあるし、勢いとはいえ助けてしまった以上ここでホイと放るのは無責任だろう。

気まぐれとはいえ助けた以上、中途半端はいけない。というわけで彼女を助けるためにもまずは復興からである。まずは、というか売れるようにしさえすればそれで全てが解決するけどさ。

などなどと考えていても、結局、ただ気を紛らわせたいだけなのだ。

当然だろう?

いくら可愛かろうと義務感や正義感のみで深く関わろうとする物好きは居まい。

いや、普通の男ならそうかもしれないが今の僕としては遠慮被りたい。


閑話休題。

とにかくお店の復興には何が必要か?

貧乏になった原因も単純なものでは無いだろうし、昼間の野次馬の目の色も気になる。

服装もそうだが、どこか別の意味で気味悪そうなものを見る目で彼女を見ていた。

店主のイメージが悪いのはそれだけでマイナスだ。

リピーター(何度も通い詰める顧客のことを言う)獲得においてはこれほど不利なことは無い。

ああ見えて実は腹黒いとか?

それとも実は犯罪者とか夢遊病患者なのだろうか?

はたまた無類の男好きとか?

正直、女性に関しての見る目は全く持って自身が無い。

基準は幼馴染しかいないために。

と、こうしていろいろ考えていてもマキのことが出るのだからよほど僕は彼女に重点を置いた人生を過ごしていたのだろう。


さっさと切り捨てないとな。と思いつつ。


「ま、これまた考えても詮無いことか。

色々試していくしかないかね。」


そろそろ上がろうと思っていると、脱衣所に影がある?

なぜ?

ちなみに外でドラム缶風呂というのも風情があってよかったのだが、住宅地のど真ん中のため、露出趣味の無い僕は当然、余っていた部屋をかるく改造して風呂場にした。


ガラっと開くドア。

そこにつったつ、フィネア。

立派な双丘が目に入る。のは男として仕方ないだろう。

どうも女性をより苦手になってしまった僕と言えども、男である。

とはいえだ。

見た目12、13の娘ッ子に欲情できるほど性欲が強いわけではない僕としてはなんのことは無い。

ただ、冷静につっこむ。


「な、なんで入ってくるのかな?」


無理だった。

女性の裸は見てるこっちが恥ずかしくなる。

・・・へたれとか言わないで。


「えへへ!

今日は色々と助けてもらったので背中を流してあげようかと思いまして!!」

「・・・羞恥心はないわけ?」


体を全く持って隠さずに、あまりにも普通に言うからこっちとしても恥ずかしがってるのがアホらしくなってくる・

逆に冷静になれた。


「なんでですか?

女の子同士で恥ずかしがること無いと思いますけど?

あ、そういえば女性が苦手だったんでしたっけ?」

「それもあるが根本的に僕が男だと言うことが問題だろう?

嫁入り前の娘にしては過激すぎない?」


と、言うと。

視線は上がろうとしていた僕の股間に向く。

そして途端に顔を真っ赤にしてキョドる。

さらに紫色のオーラが立ち上り始めた。

こ、これはまさかっ!?


「・・・わ、わわ、忘れてまひた。

あ、う・・・み、見ちゃダメですぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅうぅぅぅうぅううううううっ!!」

「ごはっ!?」


あぶなっ!

あまりのことに動転したフィネアは覚醒スキルを発動して、僕を攻撃してきた。

なんとか避けたのだが余波だけで腕が千切れとんだ。

痛すぎるっ!?

シャレにならない!!

僕は腕からぴゅーぴゅーと血を噴出しながらすぐさまイベントリから回復スプレーEXを取り出した。

フィネアは颯爽とどこかへ消えてしまった。


「・・・し、死ぬかと思った。」


あまりの痛みと自分の腕が千切れ飛ぶというショッキングな光景に、心臓をバクバク言わせながら周りに飛び散った僕の血しぶきを見て後始末のことを思い、げんなりする。

覚醒スキルというのは感情の高ぶりに応じて発動するスキルで、感情直結のスキルなためコントロールが難しい。

もっと分かり易く、みもフタもない言い方をすれば少年漫画で言うところの「仲間を殺された怒りで主人公が秘められた力を解放して敵を倒し、実は仲間も生きていた」的な厨2チックなどらぶれのシステムである。

意外とユーザーには好評で、この世界にも存在するみたい。


これら覚醒スキルは種族によって決まっており、効果も固定。

差はレベルや能力値によってその効果の増減がされるくらいのもの。そして彼女の種族、魔族の覚醒スキルは「魔の波動」。

発動中は紫色のオーラが迸り、すべての攻撃に魔力をまとうという物で、それは発動した魔法にも及ぶ。

魔力で出来た魔法にさらに魔力を継ぎ足すため、相乗効果が発生。

魔族がこのスキル発動中に魔法を使うと街を焦土に変える事だってお茶の子さいさいという恐ろしい覚醒スキルである。

覚醒スキル中のみ発動できる隠しスキルなんかもあるそうだ。

妖精族以外は知らないけどね。


なにはともあれフィネアのもともとの攻撃力が少なくて助かった。

地味に死ぬ一歩手前だったかもしれない。

自分が悪いくせに僕を殺しかけてトンズラ。

理不尽過ぎないだろうか。

見せてきたのはあちら側でしかも頼んだ覚えもあまり嬉しくも無い。

やはりオンナコワイ。

というより、お風呂イベントなんて求めてませんよ?

いや、まぁ眼福ではあったけれど。


ちなみに僕の覚醒スキル、というか妖精族の覚醒スキルは「妖精王の加護」。

背面にリング状の物に棘が付いたような羽が出現する。

発動中は空を飛べるようになり、髪の毛と目、羽が淡く発光する。

それだけという見た目重視の覚醒スキルで、全種族中際弱とも言われているが立体的な行動が可能になる上に、覚醒スキルとしては珍しく自由に発動できるということから割とバカにできない。

スピードを重視する僕にとってはありがたいことだし、妖精族の隠しスキルは凄く凄いんだぞ!!

とフォローをしておく。


隠しスキル名は「ふぇありぃ・ぶれいかぁ」。

覚醒スキル中はMPがある限り何度でも使えると言う大魔法隠しスキルである。

一発で3500という全魔法中最大の消費MP量を誇るが(他の隠しスキルを含めてもこれを除いた最大消費MP値は1000。その差、三倍以上である。)、それだけに威力は一押し。

攻撃特化型でない僕でも地殻ごと街一つ消し飛ばして余りある遠距離ビーム砲だ。

というか攻撃力でも全魔法中最大だろう。


その圧倒的攻撃力ゆえに「ふぇありぃ・ぶれいかぁ」は使いどころが非常に難しい。

ゆえに滅多に使えなかったりする。

戦争イベント中は十中八九味方ごと吹き飛ばしちゃうし、敵を吹き飛ばすにしても飛ばしすぎるため、距離が開く。結果、耐え切られた場合は止めを刺す前に態勢を立て直されていたり(命中した場合、ほぼありえないことだが)、その規模の大きさから相手も自分も敵がどうなったのかが分かりにくく、仲間からは「ぶっちゃけ、邪魔」、「エフェクトの無駄遣い。敵が見えん」、「砂埃とかハゲシス。あるあーーーねぇわぁ」、「汎用性の低さゆえのしょぼさに全種族が泣いた」、「まさに外見だけがとりえの種族」、「特大閃光弾ワロス」、「ロマンだね、いや、ロマンしかない」”とか、まぁ難しい。


け、結局雑魚じゃないっ!?

とか言うなよ!?

絶対に言うなよ!?

べ、別にいいんだよ!!

妖精族専用のコスチュームは可愛いし、羽が生えて光るんだよ!?

それだけで選んだ僕は悪くない!!

それでも僕は悪くないんだ!!


「さて、そろそろ大丈夫かな。」


雑巾で血を拭き取って、バケツに絞り出すとバケツが真っ赤である。

あまり見たくないものだ。


余談だが、お風呂自体は知られているらしいので割と簡単にフィネアに受け入れられた。

ただ、どれほどのものかは知らないらしく、大半の人が知識の片隅にあるだけなそうな。

映画での臨場感は人から聞いただけでは味わえない。

そういうことなのかね。

フィネアにお風呂が空いたことを伝えたところ、土下座をする勢いで謝られ、許したところで一息つく。


「明日のやること・・・まずはお金だな。」



フィネアに「ここをどうぞ」といわれて部屋をあてがわれたのは良いのだが、そこには何も無かった。

逆を言えばゴミしか無かったという事でもある。

お店がどうのこうのの前にまずは家具を買い揃えることから始めるしかあるまい。



幸い、死んでこちらの世界に来る前にどらぶれで模様替えをして間もないこともあり、ベッドがイベントリに入ってたので、床で寝ることだけは避けれそうである。

あと入ってるのは椅子が一つくらい。他はすべて“ひきがえる”にあげてしまったのだ。

箪笥や机、ソファと冷蔵庫。

必要なのはこれくらいかな。

いや、固定ウィンドウと通信機も要るな。

そうそう、トイレットペーパーも切れてたな。

トイレットペーパーも無いのに、フィネアは・・・ど、どうしてるんだろうか?

は、葉っぱで拭いてるとかは無いよね?

さすがに無いと思いたい。



多分予想は違ってないんだろうなと見た目が可愛いために、そのギャップにげんなりしつつ。

あ、フィネアに石鹸の使い方を教えるのを忘れてた。

ま、いいか。

風呂場の方から「目がぁぁぁぁぁ、目がぁぁぁぁああああっ!!」というラピュータの有名なフレーズを子守唄代わりに。

僕はぐっすり眠れた。


ふぇありぃぶれいかぁの元ネタはスターライトブレイカー。

なのはさんの全力全開な必中長距離砲撃です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ