第九話
イモキケイス
エマイカシア
リゾピドトモ
スヅンヒニホ
フルフメウヤ
ロリハミサオ
スクへユツヨ
トタアケヲガ
この石碑は一つ一つ押せそうな感じがある。
俺はこの石碑に書いてある一文字を押してみた。
そしたらすごい勢いで矢が飛んできた。不正解みたいだ。気づいたときには矢が腹を貫通していた。
矢が腹を貫通した。痛みと出血で、クラクラする。巻き戻しをすれば何もなかったことにできると思って、巻き戻しをした。
正解の文字を押さないと死ぬレベルの罠が作動するみたいだ。
巻き戻しでこれをずっと繰り返せばと思ったけれど、精神が持たなそうだ。
このすべてが繋がっているという文が気になるな。
共通点を探せ。頭の中にそう浮かんできた。
一階層の木の位置と、二階層の花の位置が一緒。
この文字の縦列と同じ数ある、火の消える場所。
この二つ同士が大きく関係してそう。
まずは木と花だ。一番手前にあったのはそれぞれ数字は3、花はアネモネ。
.......分からない。
イエリスに聞いてみたが分からないと答えられてしまった。
俺は一つの考えが浮かんだ。数字はその花の文字数の場所を表しているのではないかと考えた。アネモネの三つ目の文字はモだ。木の数字と花の名前は手前からこうだ。
1 イカリソウ
2 ミモザ
1 ニリンソウ
3 ヤグルマギク
4 チューリップ
3 タイツリソウ
5 シネラリア
モイモニルリツア……? 文にならない。意味も通らない。やっぱりどこかが間違っているのか……いや、石碑が関係しているのかもしれない。順番か? 文字か? 俺は石碑の前で立ち止まり、何度も確認した。よく見ると、石碑の横一列に、先ほどの文字が並んでいることに気づいた。
後は、三階層の火のことと、石碑の関係が見つかれば.......
モイモニルリツアこれを言葉にすればいいのか?だとしたら順番がわかれば。
順番......俺はピンときた。順番といえば火が消える順番だ。これを順番に合わせて読むと「いつも森にある」答えは始まりは、いつも森にあるだ。
この言葉を石碑に入力したら、火が灯った。五階層に続く扉が開いた。
俺は頭の柔軟さ、周りを観察する力があると自画自賛した。戦うより、相手の弱点を見抜いてイエリスに任せるほうがいいかもしれない。次に戦うときはそうしよう。
五階層だ。
何も無い。ボスも宝もない……と思ったそのとき、石碑を見つけた。
近づくと文字が刻まれていた。
五秒を制するものは......
全部は読めなかった。この先は誰かによって意図的に剥がされたような感じがしている。この石碑はどうも俺のことを行っているように見える。ここで悩んでも仕方がないので、ギルドに戻ることにした。




