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第二十六話 他の森との接点

ギルドに戻ったら、めんどくさいことになった。

解決すると思っていなかったらしく、嘘だと決めつけられた。

何を話しても、信じる気はなさそうだった。


だが......


モチノキの木のことを話したら、急に話に突っ込んできた。


昔にも似たような報告があったという。

時間の進みを操るモチノキというものらしい。

同じように三角形が刻まれていたらしい。

その人は、不治の病で亡くなったらしい。

老化が急激に進むこと以外、原因は分からなかったらしい。


それって、俺たちもまずくないか......?

同じようになる可能性があるってことだろ。


防ぐ方法は、三角形が関係しそうだ。


ギルド側は地図を出してきた。

この森と同じように、問題が解決できていない森があるらしい。

それらの森に行ってきたらということだった。


地図を見ると、東と西に森がある。

どちらも行くには時間がかかりそうだ。


えっ、待てよ......

この三つの森を線でつなぐと三角形になる。

たまたまなのか?

モチノキの三角形の頂点には丸があった。

それが現在地とすれば......


いや、流石にないか。

でも偶然とは言い切れない。

とりあえず二つの森の問題を解決するしかないか。



——外に出ると、噂されていた。

「森のことも解決したらしいぜ。しかも三大ダンジョンの一つを攻略したとか」

「あいつは、追放された勇者らしいぜ」

自分で言うのは嫌だが、このまま有名になっていったら、三人の勇者にも勝てるんじゃないか?でもあいつらも強くなっているだろう。そう考えると、勝てる気がしなかった。


などと考え、歩いていると、一人の大きな盾を背負った男が話しかけてきた。

「お前、追放された勇者なんだろ?

迷宮を攻略して、森のことも解決したんだってな。

ついて行っていいか?」


躊躇ないな、こいつは......

追放勇者なんかについて行って何の得にもならないだろ。

断ろうとしたら、男はまた失礼なことを言ってきた。

「このパーティー、守りが弱いだろ?」


ごもっともなことを言ってきたので、言い返すことができなかった。

仕方なく男をパーティーに入れることにした。怪しいけど頼れるかもしれない。


まずは、距離の近い、東の森から目指そう。......いつも通り、嫌な予感がする。

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