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勇者のはずが、悪魔の娘が来た


――異世界(いせかい)ラメルディア、王都ルイザ。


その日、王都の神殿では“救世主召喚きゅうせいしゅしょうかん”の儀が行われていた。


「聖女アーシア・レノバンよ。精霊と天に誓い、世界を救う勇者を召喚せよ――」


荘厳な詠唱の中、アーシアは静かに目を閉じ、祈りを捧げる。

その銀髪がふわりと揺れ、魔力が空間を歪ませる。


(来て、勇者さま……)


だが――


バチィッ!!


「な、何だこれは……っ!?」


神殿が揺れ、召喚陣が赤く染まり、禍々しい光が漏れ出した。


そして、空間の裂け目から──

黒い影が現れた。


「……ん。召喚? マジで……あー、めんどくさ」


金の瞳に、黒紫の長髪。

小柄でエルフの子供のような容姿。だがその存在感は──“人間”ではなかった。


「魔物だ!いや、違う……こ、これは……悪魔!?」


「勇者じゃ……ない、ですよね?」


そう尋ねたアーシアに、少女はあっさり答えた。


「我の名は、ルイフェル・サタナリア。地球出身、悪魔界の王女。ついでにサタンとルシファーの娘。よろしくね?」


──こうして、勇者の代わりに“最強の悪魔”が異世界に召喚された。

【外部サイトにも掲載中!】


イラストはこちら(Pixiv)


https://www.pixiv.net/artworks/132898854


アルファポリスにて画像付きで作品を公開しています。

ご興味ある方はぜひこちらもどうぞ!


▼アルファポリス版はこちら

https://www.alphapolis.co.jp/novel/731651129/267980191

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