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独り言  作者: 加阪あおか
8/22

8 辛いんだ・・・笑いたいんだ

長い時を生きていると

後悔という名の闇に陥る時がある


「どうしてあの時あんな事を言ってしまったんだろう」

「どうしてあの時あんな事をしてしまったんだろう」


どんなに悔いても消しゴムでは消せない過去が1つや二つはある


もうどうすることもできない記憶達


頭の中の引き出しの奥に鍵を付けて

出てこないようにしていても

時折顔をだしては攻め立てる


私は記憶のもう一人の自分に何をしてあげられるのだろうか


もう長い時を生きてきた

後どれくらい残っているのかなんてわからない


今なら何ができるだろうか

苦しい自分の記憶達をどう慰めてあげられるんだろうか


今の自分がまだ好きになれないからだめなのかな

何か一つ、誰かの為に頑張ることができたら

もう一人の自分は笑顔になるのかな


答えはいつも堂々巡り


今日も明日も答えなんかでない

だけど、生きて行かなきゃいけない


自分の為に、自分を必要としてくれる何かの為に

まだあの世には逃げたくないから

今日ももがくさ、未熟な自分を必要としてくれる小さなものの為に

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