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独り言  作者: 加阪あおか
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昔の友へ

元気かな?


毎日を生きている中でふと思い出す面影がある


平凡ながら自分もそれなりの人生を生きてきて、しわも白髪も増えた。

お互いすれ違ってもそれがかつての友だとは気付かないだろうな。


夢の中で見る友たちの姿はいつまでたってもあの頃のままだけど


きっと変わっているんだろうな。


もしもあの時…

そう、長い人生を生きているとふと、時間を巻き戻したい衝動にかられる時がある。

どうしてあの時あんなこと言ってしてしまったんだろう。


どんなに思ってもどうすることもできない後悔


もしもあの時…

もっと違う選択をしていたら今の自分は違う場所にいるのだろうか?

ふと、忙しい毎日の中でそんなことを思ってしまう時がある。


いつもその時々で、自分で選んで決めて進んできたのは自分なのだ

どんなに後悔してもどうしようもない


誰かのせいにしても何も変わらない

だってその生き方をしてきたのは自分なのだから

どんなに他人の笑顔が無性にうらやましく思ったとしても


ああ、今日も一日が終わろうとしている。

私は何をしたんだろう。

何ができるんだろう。

今夜も出ない答えと心のモヤモヤを抱えながら眠りにつく


明日は何かいい変化があるといいな

きっと何も変わらないらないだろうけど


そう、平凡な毎日、きっとそれが幸せなんだ。

私が掴んだ。

今も生きているそれが答えだ。


ただ、懐かしい友よ

元気でいてくれたらいいな。


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