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独り言  作者: 加阪あおか
18/22

18 後悔の記憶

あの時・・・どうしてあんなことを言ってしまったんだろう

何年たっても後悔を繰り返して生きている


それはきっと・・・今頑張っていないからかな

あの頃の自分からちっとも成長していないからかな

だから・・・今も心がチクチク痛むのかな


過去を悔やんでも

全然・・・頭の中に刻まれた記憶は簡単に消えてくれない


失敗や失言の記憶も思い違いじゃなくて

全てが・・・現実に起きた事


どんなに忘れてしまいたくても

神様じゃないかぎり・・・なかったことにはできはしない


ため息をつきながら今を生きていくしかない


だけど、ふとした瞬間に願ってしまう。

あの時のボタンのかけ違いを訂正できたらどんなにいいだろうかと


周りは変わらない

相手も変わらない


変わらなければいけないのは自分のほうだ


幾重にもつらなる記憶の山のほんのひと握りの嫌な自分とは

そろそろ決別して踏みださなきゃな!


明日はきっと大丈夫

今夜も呪文をかけて眠りにつこう

だって・・・明日は新しい一日が始まるのだから



わかっているんだけどな・・・

うまく行かない

それもまた人生なのかもしれない

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