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独り言  作者: 加阪あおか
13/22

13 始まりのきっかけなんかなんでもいいよね

眠りについた夢の中で

昔であった人たちが時折懐かしそうに姿を見せる時がある。


そこにいる自分はあの頃の若い自分で

こんなにしわもシミもない


あの頃と何が変わったかと言えば

良くも悪くも

中身は何も変わっていない


そろそろ自分を変えてみたいと思いながら時間だけがただ過ぎて

しらが交じりのおばさんの姿が目の前に写っている。


もう自分の歳がいくつなのかさえ覚えていない

人生の後半戦を目の前にして

あの頃のように何かに夢中になる自分を探せるのだろうか?


家族の為じゃなく自分自身の為に

自分という一人の人間が確かにこの世界で生きているのだと

いう証を今からでも探せるだろうか?


後少しの勇気が貯まったら

何とかしなきゃ、変わるきっかけなんかなんでもいいよね

後は最初の一歩をいつ踏み出すかだ


人生はまだ終わっちゃいないのだから

今、そして過去そして・・・未来の自分が誇れる人間になる為に

ただのおばさんから私になろう


笑っている自分にであう為に


日々を愚痴るのはしばらく止めよう

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