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4.ついに異世界

 優が神界に来てから2年が経った。ついに優は異世界に行くことになった。優の容姿は来た当初より少し身長が伸び体格が良くなったぐらいだ。体格が良くなったと言ってもゴリゴリではなく細マッチョで綺麗な筋肉のつき方をしている。

 そして、今優達はリビングで談話をしている。


「優さんもう行くんですね」


「そうだな、向こうに行っても大丈夫なぐらいには強くなったと思うしな。でも、まだロウには全く勝てる気がしないが」


 最初に声をかけできたのは創造神のミルだ。神界で生活をしている時は身の回りのお世話をしていた。ミルとはここ2年で凄く深い関係になっていた。


「そりゃそうだよ!僕だって負ける訳には行かないからね!でも、向こうの世界じゃ多分優に勝てる人はいないというか手加減をしなきゃ相手を一発殴っただけで死んでしまう程には強いからね。間違えても殺さないようね」


 次に話しかけてきたのは武神のロウだ。ロウとの、修行はキツかった。結局1回も勝てなかったしな。

優は刀以外の剣、槍、双剣、短剣も達人級になっている。


「大丈夫だ。死んだ場合は生き返らせるからな」


「こらこら、優よ向こうの世界じゃ蘇生魔法はあるが伝説の魔法となっておるからあまり使うもんじゃないぞ」


「そうだった。気をつけるよ爺ちゃん」


 そして、次は全知神のゼロスだ。ゼロスとは本当の家族のように祖父と孫のような関係になっていた。実際に優は自分のもう1人の祖父のように慕っている。因みに呼び方も優、爺ちゃんと呼び合うようになっている。


「優くん魔法を使う時も気をつけてね。ちゃん自重するのよ?分かってる?優くん楽しくなっちゃうと人の話聞かないで少し暴走するから」


「お、おう。だ、大丈夫、大丈夫だ!」


 次は魔法神のフルールだ。フルールもミルと同じように身の回りのお世話をしていた。フルールとも深い関係になっていた。


「優、もしお前が武器を作って人に上げたい時は本当に信用、信頼出来るやつだけにしとけよ。お前は武器を作る時は俺以上に自重を知らないからな。向こうで作る時はなるべく自重しろよ?でないと貴族とかに目を付けられるからな」


「,,,,,,,,,,,,,,,わ、わかった」


「その間は怪しいがまぁくれぐれも気をつけろよ」


 次は鍛冶神のドルワだ。ドルワには、武器の作り方を教えてもらった。だが、やはりドルワが作る武器には全く勝てなかった。


「優,,,,,,行っちゃうの?」


「あぁ、そもそも俺はここで修行するためにいたからな。でもまぁ、たまには顔を出すさ」


「ん、わかった。約束」


「おう」


 次は時空神のミクだ。ミクには転移や空間魔法などを教えてもらった。それと、ミクは優のことを自分の兄のように接してきて。ここ2年でとても甘えん坊になっていた。優限定で。なので、優が行くのが寂しいのか少し目を潤ませていたのでしゃがみミクにハグをして頭を撫でた。


「優くん、蘇生魔法や再生魔法を使う時は気をつけなさいよ?それと、たまには帰って来なさいよ?あんた、見てると危なっかしいから心配なのよね」


「分かってるよ。ララには色々と世話になったしな。帰ってくるときはお土産も持ってくるよ」


 次は治癒神のララだ。優はララのことを姉のように慕っていた。怪我をした時は毎回直してもらったり、無茶をした時にはとても怒ったりしてくれていた。因みにミルやフルールのことも相談したりしていた。


「優さん~気をつけてくださいね~。ミルとフルール以外にも運命の相手は~今から行く世界で優さんを待ってますから~。その時はちゃんとミルとフルールに連絡して下さいね~?そうしないと2人が拗ねますから~」


「あぁ、わかった。ティナも寝てるばかりじゃなくてしっかりと働くようにな。爺ちゃん達を困らせるなよ」


 最後に運命神のティナだ。ティナは常に寝ていてマイペースな子だ。よくボードゲームやトランプなどして一緒に遊んでいた。中々掴み所がないが話すと面白い子だった、ただ、少しサボり癖があるのが難点って感じだな。


「優よ、お主のスキルに新しく神話ってスキルを増やしておいた。これは儂たち神と念話のように会話が出来る神だけがもつスキルじゃ。これでここに居る誰とでも会話ができるからの。それと、ここに来たい場合は儂かミルに言うといいぞ。迎えに行くからの」


「わかった。ありがとう爺ちゃん。最後にステータスだけ確認するわ。ステータスオープン」


音無 優 レベル:???

性別:男

年齢:19

種族:神族

職種:神

体力:測定不能

魔力:測定不能

筋力:測定不能

俊敏:測定不能

魔耐:測定不能

物耐:測定不能

属性:火 水 風 土 光 闇 雷 氷

スキル:言語理解 体術 剣術 槍術 双剣術 短剣術 刀術 鍛冶 創造魔法 隠蔽 転移 空間魔法 異空間ボックス 創造生成 治癒魔法 再生魔法 身体強化 限界突破 成長促進 魔力操作 迅速 神眼 蘇生魔法 念話 魔力感知 気配察知 気配遮断 魔力遮断 隠密 時空魔法 二刀流 威圧 消去(デリート) 眷属 召喚魔法 付与魔法 神化 神話

称号:【創造神の加護】 【全知神の加護】 【魔法神の加護】 【武神の加護】 【時空神の加護】 【鍛冶神の加護】 【治癒神の加護】 【運命神の加護】 【神々のお気に入り】【異世界人】【武の天才】【武神の一番弟子】【魔法神の一番弟子】【鍛冶神の一番弟子】【全知神の孫】【創造神の溺愛】【創造神の夫】【魔法神の溺愛】【魔法神の夫】【治癒神の溺愛】【時空神の溺愛】【時空神の兄】【治癒神の弟】【神々に愛されし者】【運命神の遊び相手】


「やっぱり凄いことになってるな。種族も人族から神族になってるし職種も神になってるしな本当に人間辞めたんだな。別にいいけどな」


「そうじゃな、最近までは神見習いじゃったからの。神になったのなんて数日前じゃしな。それと、ステータスをここで隠蔽してから向こうに送るからの」


「わかった。それじゃ、今から隠蔽するよ」


音無 優 レベル:1

性別:男

年齢:17

種族:人族

職種:学生

体力:500

魔力:300

筋力:400

俊敏:200

魔耐:300

物耐:400

属性:火

スキル:言語理解

称号:【異世界人】


「爺ちゃんこんな感じでどうだ?」


「どれどれ、もう少し高くてもいい気がするが何か考えがあるのか?」


「まぁ、一応?」


「そうか、ならいいぞ。それじゃ、送るとするか。ミル頼んだぞ」


「分かりました。ですが、少し待ってください。優さんにお願いしたいことがあるんです。実は」


 なんでも、今から召喚される国のダンジョンの最下層に龍神が閉じ込められているという。何でも龍神は優しくて人間とも仲がよかったらしい、そこに、俺たちを召喚する国、名前はティディール王国。100年以上前にその国の王とその家臣達に騙されダンジョンの最下層に閉じ込められたらしい。龍神の名前はユーナスと言う。そのユーナスを助けて貰えないかとのこと。


「お願いできますか?」


「別にいいけどそのダンジョンって入ることできるのか?」


「今はそのダンジョンはティディール王国の騎士団たちの訓練に使われています。一般の方たちは出入りすることはできないですね。それと、階層は地下に続いていて200階層が最終地点でその最終層に龍神がいます。大変だとは思いますが、お願いできませんか?」


「あぁ、わかった。何とかしよう」


「ありがとうございます」


 大事な奥さんの頼みだからな。無下には出来ない。それに、龍神にも興味があるしな。


「あ、そう言えば爺ちゃん、神って世界に干渉することは出来ないって言ってたよな?俺は大丈夫なのか?」


「大丈夫じゃよ?神になったとはいえ最近なったばっかりじゃからのう、そこは心配せんでも大丈夫じゃ」


「わかった。それじゃ行ってくる」


そう言って優はミルとフルールの2人にはキスをして。ミクは頭を撫で、ララとはハグをした。


「優くんたまには帰って来てね?そうしないと、私とミルがそっちに突撃しに行くからね?」


「わかった」


「それじゃ、送りますね。それと、身体は向こうに送ると同時にここに来る前と同じ身体にしますので心配ないですよ。今の身体に戻したい場合は言ってくださいそしたら戻しますので」


 そして、目の前が真っ白に光その光が収まっていき周りの様子が鮮明になって行った。周りには久々に見るクラスメイトや先生がいてキョロキョロしたり騒いだりしていた。

そして、優達の目の前には王様であろう人物と家臣ぽいやつその隣にはイケメンの男。それに、鎧を身にまとっている人達が約50人ぐらいいた。

 ほぉーここがティディール王国ってところか。まぁ、国王ぽい奴はいかにも胡散臭い顔してるな。

そんな事を優が考えているとその国王ぽい奴が声をかけてきた。


「皆の者聞いてくれ、私はここティディール王国の国王ヘルディス・ティディールだ。私たちを助けて欲しくお主達を勇者召喚させてもらった」


うわっ、本当に言ったよこのオッサン。

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