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番外編

翌日


 宴会場で食事をとり動きやすい服装に着替え多目的ホールへ集まっている。

全員が揃うとスキー場兼宿泊施設のオーナーが前に立った。


「えー、皆さんおはようございます。昨夜はぐっすりと眠れましたか?さて、今日からスキー場にでてスキーやスノーボード等をしてもらいますが、皆さんの中にはスキーをする用の靴やゴーグルやボードを持ってない人もいるかと思います。なので、持ってなく借りたい人は貸出をするのでこの場に残ってください。持ってきた人や準備ができてる人はこの後スキー、スノーボードをするにあたっての注意事項がありますのでその説明が終わり次第順番に外に行って滑る準備をしてください。では、注意事項を説明します」


 オーナーは注意事項を一個一個丁寧に言っていった。話が終わると順番に外に出ていき優は海斗と一緒に外に出ていき結達を待つことにした。


「久々だな」


「だな。優は滑り方覚えてるか?」


「んー、まぁ、なんとなくな。海斗は?」


「俺もだな。まぁでも何とかなるだろ」


「そうだな。でもまずは結達が練習出来る場所を探さないとな」


「そうだな。そう言えばもう滑っていいんだろうか」


「いいんじゃない?だって他の生徒とか滑り始めてるし。」


「それもそうだな。それじゃ優は1回上の方まで上がって滑りながら練習出来る場所探してきてくれないか?」


「わかった。それじゃ行ってくる」


 優は1人でリフトに乗り1番上かまで行き滑る前に上からどこかいい場所がないか探していると1箇所あまり人がいない場所を見つけたので一旦そこまで滑りながら降りていった。


っと、ここでいいかな。まぁちょっと歩くがいいだろう。それじゃ海斗の所に戻るか。


優が海斗いる場所に戻ると既に結達がいた。


「あったか?」


「あぁ、少し歩くが人が少ないから練習しやすいと思う」


「優くんありがとね!」


「いや、いいよ。それじゃ行くか」


 優を先頭に海斗達はついて行き海斗は優と一緒に乗り、結達は3人で優の後ろのリフトに乗り上がっていった。


「どうだった?久々に滑ってみて」


「問題なかったな。意外と体は覚えてるもんだな」


「そっか」


「着くから降りるぞ」


「わかった」


 優と海斗は降りて、後ろにいた結達も降り優が見つけた場所まで歩いて行った。


 暫く歩くと優が足を止め、海斗はスノーボードを結達はスキーのボードを付け滑る準備をした。準備ができたのを確認すると優と海斗が結達の前にいき滑り方を説明していった。3人ともコツを掴むのがうまかったのか数分である程度は滑れるようになったので、優と海斗が先に下まで降りて順番ずつ降りてもらうようにした。


 最初は結で途中ちょっとコケそうな場面があったがその後は危なげなく優たちの所まで滑ることができ、莉夏も結と同じでコケそうな場面はあったが危なげなく降りてきた。美咲は運動神経がいいのかコケそうな場面もなく普通に降りてきた。


「3人とも中々上手いな」


「そうだな。あとは、大丈夫かな。明日からはもっと楽しめると思うが筋肉痛になったらどんまい」


「俺たちも初めて行った時俺も海斗も2日目はちょっとキツかったからな」


「まぁ多分大丈夫だろ。どうにかなると思う」


こうして2日目が終わった。


3日目の朝この日は前日と違い宴会場で朝食をとったら部屋に戻り動きやすい服に着替えて準備出来た人から外に出て自由行動になっている。


 優は海斗達と一緒に滑ることになっているので、前日と同じ場所に集合となっている。

外に出ると海斗が待っていて結達のことを聞いてみると見てないと言っていたので優は海斗と一緒に前日の場所に行くことにした。


「なぁ優」


「なんだ?」


「どうせなら1番上から昨日の場所までどっちが先に着くか勝負しないか?」


「おう。いいぞ」


 そして、優と海斗はリフト乗り継いで行き1番上についた。


「うはー、なかなか景色いいな」


「だな。昨日も見たけど今日は晴れてるからかなり遠くの方まで見えるな」


「そう言えば優は昨日もここに来たんだったな」


「あぁ、昨日は雪が降っていたからなそんなに遠くまで見えなかったんだよ」


「なるほど」


 2人は暫く景色を眺めていた。


「それじゃ勝負するか」


「それで、海斗。合図はどうする?」


「そうだな,,,,,,,,,それじゃ太陽が雲に完全に隠れてからスタートってのどうだ?」


「わかった。となるとあと少しで隠れるな。」


「この勝負に負けた方がジュース一本な」


「わかった」


 そして、太陽が完全に隠れたのを合図に優と海斗はスタートした。


 二人とも結構スピードを出して滑っているが全く人にぶつからない。それどころか段差などを使ってジャンプして避けたりしている。その光景を見ている生徒や一般人は魅入っていた。2人があまりにも綺麗に滑り方ジャンプした時もちょっとした小技をしたりしているからだ。


 2人は見られていることを知らずにそのまま滑り続けている。そして、ゴール地点に二人同時についた。結果は引き分け。2人の滑りが終わると拍手喝采がおき2人が何事かとビックリしていると結達が近づいてきた。


「二人とも凄いね!かっこよかったよ!」


「そうね、二人とも凄かったわ」


「音無君達は本当に久しぶりに滑ったのですか?」


「あぁ、久しぶりだぞ?体が覚えてたってことだな」


「優の言う通りだな」


「所で筋肉痛とかは大丈夫か?」


「うん。大丈夫だよ!」


「私も大丈夫よ」


「わたしもです」


「そうか」


「それなら最終日に一気にくるかもしれないな」


「海斗の言う通りだな」


 その後数人の同じクラスの女子生徒が海斗に滑り方を教えて欲しいと言って来て、優は前日に引き続き結達に、海斗は教えて欲しいと来た生徒にと別れて行った。


 優は海斗の様子をちょっと離れた位置から見ていたがどの生徒も海斗に教えて貰っている時は頬を染めたりボディタッチもなかなか多かった。海斗はと言うと全く気にせずに教えていた。


 それから暫くして昼になりそれぞれ宴会場ではなく、ビュッフェ形式の食堂にいき各自で食事をしてその後滑る人は外に出て休憩する人は部屋に戻ったりとしていた。

 

 そんな感じで日にちは過ぎていき修学旅行最終日、この日は滑るとかではなく朝食をとったあと部屋に戻り制服に着替え多目的ホールに集まりオーナーからの挨拶や生徒代表でお世話になったお礼などをした。その後昼食をとってから部屋に荷物を取りに行き多目的ホール集まってからクラスずつバスに乗りスキー場を出ていった。


 どの生徒達も動きがぎこちなかった。


「やっぱり皆筋肉痛になったな」


「確かに。美咲達も結構辛そうだったしな」


「海斗はどうだ?」


「まぁそんなに辛くはないけど筋肉痛にはなってるな。優は?」


「俺もだ。それにしても楽しかったな」


「だな」


 優と海斗は会話を終え疲れが溜まっていたのかそのまま学校に着くまで眠っていた。


 学校に着くと一旦体育館に集まり校長の挨拶を聞いてその後解散になり皆家に帰って行った。

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