リザードマン
リザードマン
概要:
リザードマン(英:lizard man)は、架空の生物でトカゲに似た人型の生物。
数多くのファンタジー作品に登場し、モンスターとしても亜人としてもポピュラーな存在といえる。
また、亜人として登場する場合は竜人だとかドラコニアン、ドラゴニュートとして登場する。
『ウィキペディア』によれば「リザードマンは、人魚(もしくは魚人)や狼男などの様に古くからの伝承や文献もなく、架空の存在であって明確な由来は特にない」と説明されているが、都市伝説によれば「古代に地球に飛来したレプティリアン(爬虫類型宇宙人)がモデルでは?」といわれている。
共通するイメージは二足歩行するトカゲだが、トカゲ以外にもカメレオンや恐竜といったレパートリーが存在するため、一概にトカゲ人間とは言えないと私は思う。
一昔前の多くの作品では敵側として登場する場合が多く、味方側のキャラクターとして登場する実例はごく少数だったが、最近では味方キャラとして登場する方が多くなってきている。
また、リザードマンは左利きとして書かれることが多い。
このような姿でリザードマンが描かれるようになったのは、有名どころの説だとTRPG『ルーンクエスト』の背景世界『グローランサ』のドラゴニュートの設定から広まったという話だろうか。
他にも、対戦型ゲームブック『ロストワールド』以降だという説や、ナムコによるコンピュータゲーム『ドルアーガの塔』以降とする説があるが、本当のところははっきりしない。
別名:
ドラゴニュート、ドラコニアン、レプティリアン、ドラゴンメイド、竜人、龍人、トカゲ人間、トカゲ男etc.
脅威度:
魔法使いが水系や氷系の魔法を使える場合は格段に落ちるが、基本的にはハイオークやオーク、オーガあたりの中堅冒険者向きの強さしかない。
前足(手)が空いているため道具を使うものもおり、なかなか知能が高い場合が多い。
人間よりも腕力があり、戦闘能力も優れていることが大半。
戦士として有能なため単独でも強敵となり得るが、集団となったリザードマンはさらなる恐るべき存在となる。
好戦的だったり思慮深い性格だったりと、性格に関してはかなり開きがある。
しかし、魔物として描かれた場合は大半が好戦的であり、見かけ次第攻撃を仕掛けてくるケースも少なくない。
生態:
大概のリザードマンは群れで生活し、中には集落を築く場合もある。
沼地で魚をとって生活していたり、砂漠で狩をしていたりと生活様式は住んでいる場所によってバラバラである。
リザードマンの間では、どうやら尻尾の大きさがモテ要素になる場合もある。←つまり息子(隠語)みたいな役割と思えばいいのかなというのが私の感想です。
弱点:
変温動物なので、気温の変化に弱い。
つまり、氷系や水系の魔法を使えば以外と簡単に狩れる。
しかし、アジア系のリザードマンの場合はその限りではない。←あれはもはや神格化されてる。
食性:
だいたい肉食。
魚とか釣って食べたりするシーンは有名。
玉子料理が好き←というよりも、トロトロとした食感を好むケースが多い。
進化/派生種:
上位種として、ハイリザードマンとかがいる。
冒険者のJOBシステムに似たような感じで、ソードリザードマンだとか、リザードマンウォリアとかいたりもする。
また、似たような魔物にアーマードサウルスなどと呼ばれている魔物もいる。
討伐部位:
尻尾とか。←絶対持ち運び不便。←そもそも死骸そのものを運ばないとなんだから、嵩張るのは常識?
利用価値:
鱗つきの皮が鎧になったりする。←文字通りのスケイルメイルだね。
肉はたまに食用として登場し、その場合は鶏のささみのようだとも、臭みのある不味い肉だともいわれる。
前者の場合は、おそらくワニの肉が連想されているものと私は考えている。←ワニの肉は鶏ささみの味がするというのは結構有名な話。
分布:
熱帯の沼地や砂漠など、比較的温暖な気候に生息する。
これはたぶん、リザードマン(トカゲ男)の見た目が爬虫類で変温動物を連想させるためだと考えられる。