ペガサス
ペガサス
概要:
ペガサス(古希:Πήγασος、羅:Pegasos、英:Pegasus)は、ギリシア神話に登場する伝説の生物。
名前の由来は、ギリシャ語で泉や水を意味するペーゲから来ているとされる。
鳥の翼を持ち、空を飛ぶことができる馬とされる。
海神ポセイドンとメドゥーサの子。←というのも、ペルセウスがメドゥーサの首をはねた際に、その流血が海(ポセイドン)に滴り落ちた時に産まれたから。←その時一緒にクリュサオルという怪物も一緒に誕生することになるが、ここでは割愛する。
生まれた後は、ゼウスの元で雷鳴と雷光を運ぶ役割を担った。←この設定はたぶんほとんどの人が初耳。
ペガサスは霊感、ローマ時代には不死の象徴にもなり、紋章学上では教養や名声の象徴とも扱われることから、かなり霊性の高い存在だということが伺えられる。
しかし、日本のライトノベルなどの創作作品では、もっぱら翼の生えただの空飛ぶ馬程度の扱いである場合が多く、ペガサス自体に雷を操る能力だとか、不死身だとか頭がいいとかいう設定はあまり見られない。←ゲームなどでは、だいたい光属性か風属性に分類されることが多く、たまに水属性だったりもする。
プライドが高く気性が荒い印象はあるが、昨今のユニコーンのイメージと重なって、変態的な性格を持っているパターンが散見される。
たまにヴァルキリーっぽいキャラクターが移動手段に用いている他には、そこそこレベルの高い召喚術師などが移動手段に使っていたりするのを見かける。
ちなみにペガサスは星座にもなっているが、この場合はペガサス座ではなくペガスス座と呼ぶ方が多い。
ちなみにこれは余談だが、蛇蔵、鈴木ツタ(共同原作)、たら子(作画)による日本の漫画作品『天地創造デザイン部』によると、実際に馬の形で空を飛ばそうとすると、ものすごい勢いで馬糞を撒き散らしながら空を飛ぶ凶悪な存在になると解説されている。←というのも、糞が重くて空を飛べないかららしい。←つまりペガサスはトイレしない?←いつの時代のアイドルだよ。
別名:
天馬、ペガスス、ペガソス、ペーガソス
脅威度:
中級冒険者向き。
おそらく翼に込められているのだろう魔力で空を飛ぶことから、ウィンドカッターやカマイタチといった、風属性の攻撃魔法で翼を切り落とせば普通の馬と変わらない脅威度になるだろうことが予測される。
馬は足が弱点なので、魔法か罠で徹底的に足元を悪くすると簡単に討伐できるだろう。
素早く空を飛び回る馬の翼をどうやって切り落とすかについては、風属性の範囲攻撃魔法のストームなどを用いるといいだろう。
生態:
胎生で、翼があって空を飛ぶ以外は普通の馬と変わらない。
弱点:
普通の馬と変わらない。
食性:
たぶん草食。
進化/派生例:
たまに角が生えてユニコーンと混同されることも。
討伐部位:
翼。
魔石があるならそれ。
利用価値:
翼には空を飛ぶ魔力が込められているため、加工すれば飛行用の魔道具が作れそう。
飛空挺の素材にもつかえるかも?
分布:
森の中や綺麗な泉の近く。