ワイバーン
ワイバーン
概要:
異世界系ライトノベルでは、前足が翼と同化したドラゴンのような姿をしており、尻尾には毒のトゲを持つ形で描かれることが多い魔物。
イギリスの紋章、印章、旗章から派生した。
いわゆる竜種に数えられることもあるが、大概のワイバーンには知性がなく好戦的で凶暴な姿で描かれる。←そのため、リザードマンの上位互換として設定されるケースもある。
一般的にはドラゴンの頭、コウモリの翼、一対のワシの脚、ヘビの尾に、尾の先端には矢尻のようなトゲを供えた空を飛ぶ竜とされる。
尾に毒のあるトゲが生えている設定が多い理由は、ヘビか毒のイメージを持っていることから派生したと考えられる。
ファンタジーなどではドラゴンとしては低級、モンスター全体としては中級冒険者向きの怪物として扱われる事が多く、作品ごとに多彩な設定が盛りこまれることが多い。
多くの場合、ブレス攻撃を使わない方向で扱われている。
伝承や伝説には登場しない。
別名:
飛竜、亜竜、翼竜、ワイヴァーン
脅威度:
異世界系ライトノベルでは、中級冒険者向けの魔物として登場する。
尻尾に毒のあるトゲを持っている場合が多く、まるでモルゲンステルンのように尻尾を振り回して攻撃してくる。
ドラゴンと違って魔法ではなく自力で空を飛んでいるケースが多いので、尻尾さえ切り落とせば空を飛べなくなり、脅威度は格段に下がる。
一頭で村を滅ぼせるレベルには強い。
生態:
沼地に生息する。
好戦的で凶暴な性格をしており、肉食である場合が多い。
知能が低い分、目や鼻が利く。
近くにドラゴンなどの上位存在がある場合、群れで行動するケースがあり、この場合のワイバーンは近くに住んでいるドラゴンにとって、食料として生かされていたりする場合もある。
弱点:
尻尾←切り落とすと、バランスを崩して空を飛べなくなるから。
食性:
牛などの大型の家畜や人の生肉など。
進化/派生種:
進化してドラゴンになる場合もある。
討伐部位:
ツノや尻尾など。
利用価値:
ワイバーンの毒は暗殺などに用いられるケースもある。
ツノは武器や薬品になったりする。
腱は強靭なので、弓の弦に使われたりする。
革は防具や魔法カバン(いわゆる容積を無視して物を収納できる魔法のカバン)の素材にされることが多い。
分布:
沼地。
???「ワイはワイバーンっちゅうもんや!」