表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終焉の兆し  作者: 赤峰火蔵
4/11

1章 04 白い部屋

意識が戻ってきた。きっとまた戻ってきたのだろう、戻ってくるとしんじてた、いやもう戻りたくない、あんなのはただの地獄だ。戻ったところでまた殺されるのだろう。だがそんな願いはかなわないと思ってた。目が覚めた。そこは白い部屋だった。見たことのない近未来感のある部屋だ。

「ここは・・・どこだ・・・?」

「あれ、君、どうやってきたの?」

話しかけてきたのは金髪の少女だった。透き通った緑色の目。背は、俺より少し小さいか。だがそんなのはどうでもいい。

「ここはどこなんだ。お前は誰なんだ?」

「うーん。久しぶりにたどり着いたヒトだからなぁ。僕は、マナ。今はそれだけ。」

マナ?なんか聞いたことがある名前だ。いや、そんなことより、

「名前だけか?ここはどこなんだよ?」

「それはまだ言えないなぁ。でもきっとまたこれるから。その時にでも話をしよう。」

「なんだよそれ!じゃあせめて来かただけでも教えろよ!」

「うーん。君は昔から何でも欲しがるなぁ。でも、教えないよ。君が自力で到達してこそ意味があるんだ。」

「はぁ?」

「そろそろ時間だ。またね、礼斗くん♪」

「ちょ、まてよ。」

再び闇に覆われた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ