開戦の予兆
どうも、頑張ったて書いたので、読んでみてください。
では、2話スタート。
「おう。理駆。来たか」
そこには5、6人集められていた。
「なんなんだ琢。これは」
「それなんだが理駆。そこの塔の話を聞いたか?」
「ああ。なんか神の杯っていうのが盗まれたとかどーとか言ってたな」
「その話なんだが、どうもその盗んだ犯人らしい人を目撃したっていう人がいるんだ」
まったく。どうやってそんな情報を手に入れたんだか。
「それで?」
「おれたちで探そうぜ」
は?何を言っているんだこいつは。
「.....なんて?」
「だから、俺たちで探そうぜ」
まじか。まあ、こいつにはいろいろお世話になっているしな。
「まあ、いいけど」
「まじか。良かった。断られると思ったー」
なら聞くなよ。でも、頼られるのはいいことだな。
「で、いつからさがすんだ?」
「今日だけど、」
「は?」
「今日だけど?」
まじかよ。
「探すって言ってもどこを探すんだ?」
「この街全部だ!」
「帰る」
「待って、待って」
「......なんだよ」
「一緒にやってくれるんじゃないのかよ~」
「この街ってどれだけあると思っているんだ!」
この学校から見渡しても先が見えないほど、この町は広い。
それを全部探すとなると...いや無理。帰りたい。こいつは馬鹿なのか?いや、馬鹿だ。
「.....ちなみにどうやって探そうとしてるんだ?」
「わからん」
「帰る」
「わー、待って、待って」
「なんだよ」
「少しだけ、少しだけでいいから」
まあ、少しだけならいいか。
「まあ、いいけど。じゃあ、どこから探す?」
「どこがいい?」
それも考えてないのか。
「じゃあ適当に探してくるわ」
「おー頼むよ」
適当にさぼるか。じゃあどこに行こうかな。
「一緒に行くか?美緒」
「うん」
この時俺は、この選択がこれから始まるある少女と嫌いな日常を守るために戦うとは、夢にも思っていなかっただろう。
どうだったでしょう。いい所でも悪い所でも構わないのでコメントや感想なんかくれると嬉しいです。
投稿ペースは1週間に1回ぐらいのペースで書きたいと思ってます。
では、次も宜しくお願いします。