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異世界に転生する面接 (黒髪美少女編)

気がついたらよく判らない部屋にいた。


何故か汗だくのデブ達が列を作って並んでいる何故か私も一緒に並んでいる、かなりムアっとして嫌。

後ろのデブが私の髪の匂いを嗅いでいるのか、スン・スン・スンって音がする。

振り返って睨んだら気持ちが悪い笑顔して止めたけど、ちょっとしたらスン・スン・スンと音が鳴りだした、諦めた。


私の前には見た事があるデブがいた、私が刺したデブだ!

気が動転してる時に見つかって刺しちゃったんだ!

ゴメーンって謝りたいけど、その時頭の中で声が聞こえた。


「あれ君、何でここにいるの?」


「そんな事言われても私にも・・・・・」


「ちょっと調べるから待って・・・・・・名前は黒沢紗瑛 15歳 中学3年生か・・・・で・・・・

・・・・・ああ、君・・・・・あ、お父さん殺っちゃったのか!」


そう・・・・・私はパパを殺した。

私に援助交際を強要したクズ野郎だ!

あげくは私が卒業したらスケベ親父の愛人になる事を強要した!

行きたかった高校の費用に援交で稼いだお金も誤魔化してギャンブルで溶かした男だ!


「そっか大変だったね!でもここは君の来る場所じゃないんだよね、俺の担当じゃないし・・・・・」


「どうしたらいいですか?」


「うーん、でも君・・・・・コイツと運命が混ざちゃってるね!しかもコイツの異世界転生の希望に君の魂が引きずられてるし!」


そうだ、このデブと一緒にトラックに私は轢かれたんだ!


「それに君は魂が半分になっちゃってるから、そっちがあれば合体させてどうにかするんだけどね」


「どうしたらいいですか?」


「うーん、君さ魔法とか魔物とか興味ある?それから人生やり直したいって思う?」


「どう意味ですか?突然すぎて意味が・・・・?」


「だよね、ここさ異世界への転生させる場所なんだよ!見てごらん、どう見ても現実世界で落ちこぼれたクズばっかでしょ!」


確かに援助交際をやってた私から見てもクズにしか見えない、デブ・汗・ドモり口調の3拍子だ。


「ここって本来なら、そういったクズを集めて新たな道いわゆる異世界を紹介するって場所なのよ!」


「クズの救済場所って感じですか?」


「そう!君は理解が早くて助かるよ!」


「じゃあ私の場合は?」


「うん、それでなんだけど本来なら君は君たちの世界で言う『地獄』って所に行くんだけど、いくらゲスのお父さんでも殺しちゃってる訳だし!あ、お父さんはそっちに行ってるね!」


「はい、後悔はありません!」


「いやいや結論は急がない!焦ると碌なことがないよ!」


「じゃあ、どうしたら?」


「君の場合は情状酌量って感じでどうだろうね、異世界転生して人生をやり直すってのは?」


「やり直せるんですか?」


「うん、やり直せるよ!但し厳しい状況や困難に立ち向かえるかな?ちょっと厳しい世界への転生だけど!君は、あんなお父さんでも殺しちゃってるしね」


「今まで生きて来て楽しい事なんて無かったから大丈夫です!」


「そっか、じゃあこのデブを一緒に転生させるから頼ればいいよ!」


「でも、この人の希望が・・・・・」


「いいって、気にしなくて!コイツも含めてだけど考えが甘いんだよ!最近の流行かなんか知らんけどトラックに轢かれたら異世界転生出来るって思ってる馬鹿も多いし困ってるんだよね!」


「トラック?・・・・そうじゃないんですか?」


「うん、正直言うとトラックなんて関係ないよ!俺が面白いからコイツらに合わせてるだけ!

元は偶々トラックに轢かれて来た奴が転生途中で生き返えちゃったのよ!

ほら君達の世界の医療技術ってさ俺らも想像出来ないくらいに進んじゃってるから!

そしたら、その野郎がトラックに轢かれて転生ってラノベっての?それに書いちゃったから厄介なんだよね!その野郎今金持ちらしいけど!」


「そうなんですか!」


「それにね、こういう奴らってさ、異世界に転生して可愛い女の子と旅をして結ばれて幸せな人生を送って満足な死に方が出来るって思ってるみたいだけど甘いよ!

どんな世界でも困難はあるし辛い現実だってある!

そんな事に目を背けてきた奴が、やれ魔法だ!やれ剣技だ!馬鹿か?厳しい修練しなくちゃ使えねえって!コイツらみたいに脂肪を蓄えた体が証明してるよ、何も出来ない!してこなかったって!」」


「でも、この人の前のデブの小父さんの時に最初からハーレムがって言ってたじゃないですか?」


「ああいうのは、どうしようもないからね!でも最初からそんな感じにしても絶対に満足しないんだよ!

いずれ飽きが来て、そういうの投げ出してやる気のないまま死んでいくよ!

努力しないで何も自分で作らない人生ってさ、どんな世界でも面白味は無いからね!」


「そんなものなんですね・・・・・」


「じゃあ、君と彼が転生する世界は俺が決めるから!」


「はい、おねがいします!」


私が刺したデブの順番が来て色々揉めているみたいだ!

でもビキニアーマーって言葉が出た途端にデブは気持ち悪い笑顔をしてOKした、男は皆スケベだ!


それから私を見て叫び声を上げるデブに私の事の説明をしてデブは転生とかいうのをしていった、

悪魔って叫びながら、ゴメンね・・・・・。


「それからデブにも言ったけど、ここでの出来事は転生したら覚えてないからね!

それから・・・・・」


「大体、聞いてました!」


「そっか、なら大丈夫だ!

あ、でも最後に!俺はここに来る人達には『努力』って言葉を言うようにしています。

何故かと言うと、ここに来る人は結局は『ボタンの掛け違え』なの!

あの時に努力をしておけばって人が多いから!だから『努力』って言葉を多用します!

でも君の場合は、その『努力』とか以前の問題だから殺人をしていても転生させることにしました!

じゃあ次の世界では努力して頑張って下さい!

あ、これ言わないと!必ず君の半分の魂が転生した君に関わってくることになるでしょう!

それがどんな影響なのか形なのかは俺にも判りません!では良い人生を!」


「親切にして貰ってありがとうございます・・・・・」


思わず抱き付いてしまった!生きていた時にここまで親切にしてくれた人?はいなかったから・・・・


「えっと・・・・・君にもサービスしておきましょうか?オッパイでも大きくしておこうか?」


「いえ、手ごろなサイズで結構です・・・・・」


こうして私は異世界に転生した。





アドバイス等頂けると嬉しいです!

正直、酒飲んでるときに酔った勢いで書き始めた分なので^^;

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