ラッキースケベなんて物があるはずも無く
「えーっと、結婚てどゆこと?」
「はぁ…これだからクソ兄は…」
正直、唐突過ぎて事情が全く把握できてない。え?結婚?相手は?そもそも子連れなの?
「かいり、三行で説明頼む」
「しょーがないなー…良い?1度しか言わないからね?」
「お、おう」
「お母さんが再婚 相手はJDの子連れ 娘さんは今日家にくる」
―――は?
コイツ今何て言った?今日?今日くるの?いや、いきなりJDの姉がいきなり出来るとかなにそれエ○ゲな展開なのに
え?そんなエ○ゲ展開マジであんの?
「お兄ちゃん、何考えてるかバレバレだよ」
「え、マジで?」
「うん、やっぱお兄ちゃんて変態だね」
許せ、妹よ…男は皆変態なのだ…
「ってか、今日来るってマジで?」
「お兄ちゃん…マジだから私はジャージじゃなくて普通の服を着てるんだよ?」
「マジで今日か…心の準備出来てねえよ…」
「そんな準備してる暇無いかも、そろそろ来る時間だし」
「へ?」
その時、完全に狙い済ました様なタイミングで玄関の呼び鈴が鳴った。
「あ、来たみたいだね。ほらクソ兄行くよ!」
「ちょ、バカ引っ張んなって!袖伸びる!」
「そんな事気にしないの、ほらほら早く早く」
2回目の呼び鈴が鳴りかけたその時、俺達は 玄関の扉を開けた
「あ、初めまして、りk…梨花と申します。これからよろしくお願いしますね♪」
((…噛んだよこの人))
「初めましてえーっと、名字は今は佐藤なんですか?」
「あ、はい今は"佐藤"梨花ですね」
「じゃあ、こっちも自己紹介しますかね…あ」
「どうなさいました?」
「立ち話もなんですから、家に入って話しませんか?」
「じゃあ、御言葉に甘えて…きゃあ!」
「どうしたんですか…って」
そこにあったのは良くあるラッキースケベなどでは無く、梨花さんがかいりを押し倒した百合百合しい光景が広がっていた
「…なんか色々不安だ」
やっと出せた…
なんか出し方適当じゃないかって?それは否定できないです
とりあえず、次とその次の話でタイトル回収を完全にした後、番外編を作ってみたいなぁ…なんてw