表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

1 君に会いにきました

2020年、僕は死んだ。死因は、

どうやら餅が喉に詰まって死んだらしい。

今でも思う。なんでダサい死に方だろう。

きっと幼馴染もわらっているだろうな...。

しかもその幼馴染は、僕の葬式にもきていた。

あの時、めっちゃ泣いていたのを覚えてるわ...。

そして時々、今は天国みたいなところにいるけど

そこで、

「あぁ、もう一度会いたいわぁ。」と

いってしまう時が多々ある。やっぱりこれが

心残りやろか...?でも、もう会えへん...。

その時やった。僕がいつも通りにしていると、

この天国みたいなところの館長(神)が

こっちにやってきた。


僕が「なんですか?」と聞いてみると、館長は

こう話してきた。


「おまえ、まだ心残りあるやろ。今からでも

間に合う。5年後、お前は生き返る。しかし、

お前は高校生になってるというのが条件やけど...、

どうする?」


最初は「はぁ?」となったが、冷静になって

考えてみるとどうやら俺は高校生になって

復活出来るみたいや。ならええんちゃうん?

こんなごっつ関西弁やけど..(大阪生まれ)。

ただ、あの子ともう一度会えるなら....。僕は

どんな事でも受け入れる。そう決めたんや。

すると館長は、首を縦に振りこう話した。


「ならお前は、生き返る事決定!やったー、

これで仕事せんでええ!」


どうやらこれは、あの館長の残業やったらしい。

なんか...ちょっと損した気分やわ...。まぁええ、

5年後復活か..。でもどんな気持ちで待ったら

ええんやろ?やっぱ、「いやっほう!」という

気持ちでおったらええんかそれとも、

「不安やなぁ。」という気持ちでおったらええんかな。まぁあと5年あるし、まだ考えんくてええか。


やけど、そう思っているうちに5年経ってもうた。

いやー、意外に早かったな。でもこれで

俺はもう準備ができた。

さあて行こうか。あの子の元に!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ