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主殿、我だけを見よ~異世界で助けた奴隷少女は元・魔王軍幹部!?独占欲と戦闘力が規格外な娘と遺跡探索スローライフ~  作者: 猫村りんご


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プロローグ “主人公side”

はじめまして。

こちらの小説を読んでいただきありがとうございます。


現在は毎週火曜日、金曜日の21時に更新を行なっています。

もし良ければブックマークや評価、コメントを頂けると嬉しいです。

【プロローグ】


――あの日、俺は“死にかけていた魔族の少女”と出会った。

あれが、全ての始まりだった。




仕事に向かう朝。

コンビニで買った飲食物の入った鞄を片手に、もう片方の手ではスマホを操作しながら、

俺――勅使河原 晃緒(てしがわら あきお)は、いつも通りに職場へ向かっていた。


行儀が悪いのは自覚してる。

けど、もう何年もこの“歩きスマホ出勤”が俺の朝のルーチンだ。

次の商談の確認、昨日のメールの処理、部下の進捗確認、上司からのLINE未読三件――憂鬱で朝から胃が痛くなるような日常。


なのに、その日だけは“非日常”が唐突すぎる形で割り込んできた。



ピコン。

マナーモードで無音のはずのスマホが、なぜかゲームみたいなSEを鳴らした。


…いや、違う。スマホじゃない。

目の前に、空中に浮かぶ“ウインドウ”が現れていた。


まるでソシャゲのレベルアップ画面のように、青白いフチがゆらめくタッチパネル式のウインドウ。

表示されていたのは、ただ一文――


「ステータスを確認しますか?」


そして選択肢は「はい」のみ。


「なんだこれ……ステータス…?」


声に出した瞬間、画面が弾けるように光を放ち、視界が白で埋め尽くされた。

そして――世界は、反転した。




目を開けると、そこは一面に広がる草原だった。


コンクリートも、電線も、ビルも車もない。

代わりに、風が揺らす草の匂いと、太陽の温もり。


「……まさか、これって…漫画とかで流行ってる……」



頭の中をよぎるのは、ネット小説や漫画で読んだ設定の数々。


「異世界……転生? いや、これは……転移、か……?」



そんな俺が、数日後――

奴隷市場の片隅で、“死にかけた魔族の少女”と出会うことになるなんて。


この時の俺は、まだ何も知らなかった。

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