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5.リヒト

リヒト大陸の人々に危害を加えているのは悪魔に操られた動物達。操られている動物は予想できない動きをする。人間の肉を食い千切り捕食したり、落ちている武器を使ったり。

死を待つ者や自死を選ぶ者…大陸中の人間は諦めていた。

しかし一人諦めず矢を放ち続ける人間がいた。


「キリがない」


彼の名前はリヒト。彼は母から出てくる前から周りに期待されていた。彼が少量だが光を吸収していたからだ。光を吸収し続け彼はこの世に生まれた。生まれてきた彼の姿を見て皆が驚いた。今まで吸収していた光を放ち、神々しく見えたのだ。大陸の希望になる存在だと彼は大陸の名をつけられた。


リヒトは太陽の光を吸収し、その光を矢に乗せ敵に放つ。光の矢は雨に当たっても軌道を反れることもなく真っ直ぐ空を切る。


(太陽がもう沈む。吸える量も減ってきた…空気が重い)


太陽が沈み始めると光が減り闇が増える。

リヒトに苦戦し近づけずにいた悪魔は力が弱くなったのを感じ、リヒトの前に姿を現した。太陽は完全に沈んでいた。


(動物が襲わない。きっとこいつが指揮を取っていたんだ)


矢を放つために光を吸収しようとしたが太陽はもう沈んでいる。リヒトが吸収したのは闇だった。吸収した闇はリヒトの体の中で暴れまわる。


「ガハッ」


体中の痛みに耐えられずリヒトは血を吐き、この世を去った。

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