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詩*日常から*

でぃあ まい ぷりん

作者: a i o




ぽってりと厚みのある

ガラスプレートは舞台

添えた

小振りなスプーンが

ひかり輝く


濃いカラメルは天辺

生クリームをちょこんと絞り

ルビーのようなサクランボのせて


たまご色したカスタード

好みはちょっと固めなくらい

でも

舌触りはなめらかでいて


音もなく

さし入れるスプーン

震えながら掬う喜びは甘い

感じてる

バニラビーンズ

ほろ苦いカラメルは

奥深いあと味を残す


トクベツと日常の狭間の

スポットライト

親愛なるキミのステージ


ひと掬いに

またひとつ救われ

癒されてる午後三時


シロップに浸けられた

サクランボをぱくり

惜しみない拍手の代わりに

空っぽのプレートに置いた

銀色のスプーンは

カチリと鳴って


幸せだけでつくられてる

キミとの時間は

いつだって素敵











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― 新着の感想 ―
[一言]  プリン♡  普段使いのデザートと、特別なやつと。  かためのやつは、特別なほうかな。  凍らせても美味しいので、自家製なら作り置きには冷凍をお勧めします。  食べればあっという間なのに…
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