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だから、人は勉強する!

もうすぐ終わる旅ですが、

やはり語学って大事。

でも語学だけではダメ。

語学は単なるツールだから。


日本は今、コミュニケーション力だけで人を評価しすぎている。

知識はもっと奥深いのにねぇ。

          ※


 ぼったくられたので、とっても早く空港に到着しました。

 予定のフライトの2時間以上前、つまりもうすぐ搭乗手続きしますっていう、搭乗手続き待ちの列に並ぶことになった。


 初めての経験だった。


 だいたい私は飛行機搭乗のギリギリを狙う。

 あ、そんな性格だから乗り遅れたこともあるというおバカさんだ。


 思い出したけれど、高校の時、国際交流のイベントで韓国に行く機会があったのだけれど、全校生徒の中で一番私の行動が遅かった。


 あれ?

 ぼんやりしている私は早めに来たつもりが、そもそもの集合時間すら間違えていて、担任の先生にこっぴどく怒られ、クラスメイトから心配された。


 搭乗手続き待ちの人、こんな並ぶんだ。珍しく早めの行動を取った私は、感心した。

 勤勉ですが、呑気者なので、私は今回の私を褒めてあげたかった。


 早すぎた入国手続きだったので、私は余裕をぶっこいでいた。


 なのにさ。

 ここで英語力のなさを、また突きつけられた。


 入国の手続きの最中の話ですよ。

 入国の審査する人に、わからない英単語を言われました。


「○○見せて」

「オンラインチケット見せてますよね?」

「だから〇〇のコピーでもいいから見せて」

「だから、オンラインチケットのコピーはこれですよね!?」


 黒人とアジア人のハーフかな?

 メガネをかけた、色の黒い、洗練された男前の、髪の長い担当者は困っていた。

 ドレットヘアを後ろで束ねて、私にため息をついている。


 なんかさ、芸能人みたいに絵になる審査人だ。

 ごめん、困らせてるようだけど。


 チケットはこれだし、韓国入国の許可もとってるしね。この上、何を、見せろって!?


 アジアンと黒人のハイブリットの男前審査人男性は、何度も私にわからない単語のコピーを見せと言ってきた。


 この時ばかりは、わからない振りではない。本当にわからないしね。

 帰るために、空港チケット以外に何が必要なのだろう?

 絵税するほどの買い物だってしてないし、既定以上の荷物を預けるつもりもない。


 inoculation ticket。

 コピーでいい。


 inoculation がわからない私は、脳内全てが?マーク。


 その時、救世主が現れた。

 多分20代で、学生ぐらいの若い日本の女の子だ。


 スタッフは日本のパスポートを見るなり、「英語できる?」と彼女に聞いた。「ええ」若い女の子が答えた。「この人に通訳してほしい」とスタッフがいい、「いいですよ」と女の子が答えた。


 ここまではわかるんだよ。

 単語がわからんのだよ。


「あー。えっと日本に帰るには接種券を見せてほしいと言っています」

 !!!!!!

「あ、ーーすみません、ありがとうございます!!」

 恥ずかしかった。


 スタッフの男性も満足そうに、うなづいている。

 私は本当に顔から火が出そうだった。


 そうだった。

 航空会社からも、事前にそれが必要だと案内が来ていて、携帯に自分がコロナウィルスの接種者だということを示す書類を揃えていた。それなのにすっかり忘れていたし、単語がわからなかった。


 フランス語でもないのに、私の語学は失敗した。

 ごめんなさい!


 携帯を引き出して、接種は4回済ませていることを伝えた。

 スタッフはほっとした顔で、手続きを済ませてくれた。


 だめだなぁ。

 語学はもっと精進しないと、と今回思った。

 接種券なんて言葉は、元々脳内に知識なかったけれど、今回の旅で、昔は覚えていたのに今忘れている単語や、咄嗟に出てこない言葉があった。


 だめだ。

 私は自分の能力にうちのめされた。

特になし。

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