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やちむんとサンピン  作者: 玲於奈
9/14

役員面接

なし

次は役員面接かと

思えた最後の大一番

なんとあっけなく地元選出の短大女子に敗北。


その悪運は伝染するのか

その後の同業他社の面接

あれよあれよという間にあっけなく崩壊。

あれだけ持っていた手札は

全滅。


楽勝、楽勝と息巻いて

旅行業以外

まったく受けなかった自分。

ああ、こんなことなら

誘われた時

ベンチャーを受けておけばよかったと

思っても時遅く。


どうにもこうにもならなくて

あわてて買った就職マニュアル本

ぱらぱらと

あせって読んだその本には、


「なぜあなたは、

 真っ先に

 本命にチャレンジするのか」


ショック。

まさに、図星だった。


そして、どうにもこうにもいかなくなった秋。

毎度の落選報告ですっかりなじみになった学生課のおやじ

横山太郎に連れて行かれた


ターミナル駅徒歩5分アーケードの

しゃがれた3階建て

その会社。


それが日藤株式会社だった。



なし

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