一見、『ざまぁ』されそうな公爵閣下と氷の騎士のお話
「というわけだ。ランフォード公爵と婚約し、表向きは彼の身辺警護を、内密には彼の動向を探れ。これは王命である」
国王陛下の執務室。分厚い絨毯が足音を吸い込む空間で、王国騎士団第三部隊隊長、エリアーナ・クラウゼンは、彫像のように微動だにせず直立していた。
「……拝命いたします。ですが、なぜわたくしが?」
「うむ。お前は色恋の噂もなく、男に媚びることもない。公爵の色香に惑わされ任務を違える心配がないからな!」
「なるほど」
ガハハと笑う国王に、エリアーナは表情一つ変えずに頷いた。
『氷の薔薇』『鉄の処女』。彼女に向けられる渾名は数知れない。平民出身でありながら、ただ剣の腕前一つで騎士団長の地位までのし上がった。その過程で、女であることへの侮りや嫉妬を、すべて力でねじ伏せてきた。おかげで、感情をどこかに置き忘れてしまったらしい。
数日後、エリアーナは婚約の挨拶のため、カイウス・ランフォード公爵の屋敷を訪れていた。
カイウス公爵。若くして公爵位を継ぎ、文武両道、その完璧な美貌と相まって社交界の至宝と謳われる男だ。
「やあ、お待ちしていたよ、エリアーナ嬢」
現れたカイウスは、噂に違わぬ完璧な貴公子だった。流れるような金髪に、理知的ながらも穏やかな青い瞳。しかし、エリアーナはその完璧さに、どこか薄っぺらな違和感を覚えていた。
「カイウス・ランフォード公爵閣下。このたびはご婚約、お受けいただき感謝いたします」
「堅苦しい挨拶は不要だ。さ、こちらへ」
案内された応接室で、カイウスは人払いをするなり、ソファにだらしなく身を投げ出した。
完璧な貴公子の仮面は、一瞬にして剥がれ落ちる。
「さて、と。早速本題に入ろうか、隊長殿」
「……その呼び方はおやめください」
「じゃあエリアーナ。これはお互いのための芝居だ。俺はうるさい親戚どもを黙らせたい。君は騎士団での立場を盤石にしたい。利害は一致している」
ひらひらと手を振りながら言うカイウスに、エリアーナは眉一つ動かさない。実際は、騎士団の立場を盤石にしたいのではなく、カイウスの内情を探るためなのだが、微塵も顔には出さなかった。
「目的はそれだけだ。だから、恋愛ごっこは一切不要。いいね?」
「望むところです。愛して欲しいなんて思わないので」
エリアーナの即答に、カイウスは面白そうに目を細めた。
「いい答えだ。気に入った。じゃあ、よろしく頼むよ、俺の婚約者殿」
「こちらこそ。せいぜい足手まといにならぬよう、お願い申し上げます、公爵閣下」
こうして、氷の女騎士と、ぐうたらな完璧公爵の、奇妙な偽装婚約生活の幕が上がった。
―・―・―
婚約者兼警護役として公爵邸に住み込むことになったエリアーナは、初日から頭を抱えることになった。
「閣下!朝です!いつまで寝ておられるのですか!」
「んー……あと五分……」
「五分前にも同じことをお聞きしました! 執務の時間に遅れます!」
「大丈夫、俺がいなくても国は滅びない……」
完璧な貴公子カイウス・ランフォードの私生活は、驚くほど自堕落だった。書斎には読みっぱなしの本が山積みで、脱いだ服はソファにかけられ、食事も気が向かなければメイドに運ばせたきり手を付けない。
「信じられません……。これが社交界の至宝……」
「人は見かけによらないという良い教訓だろう?」
「教訓にもなりません!さあ、お召し替えを!」
エリアーナの生活は、公爵の身辺警護よりも、彼の生活態度を矯正することに大半が費やされた。彼女の生真面目な性格が、カイウスのぐうたらを許さなかったのだ。
「エリアーナ、君は俺の母親か何か?」
「母親なら、あなたのような息子は勘当しています」
「手厳しいな」
カイウスは呆れられながらも、どこかその状況を楽しんでいるようだった。今まで誰も踏み込んでこなかった彼の領域に、土足で上がり込んでは叱り飛ばす婚約者。その存在は、退屈な日常の何よりのスパイスだった。
一方、騎士団では二人の婚約が大きな波紋を呼んでいた。
「あのエリアーナ隊長が公爵閣下と?どんな手を使ったんだ」
「確か、陛下が間を取り持ったと聞いたが…」
「どうせ公爵閣下に対して女の武器でも使ったんだろう。それで、閣下が陛下にお願いしたとか」
特に、エリアーナの昇進を快く思っていなかったライオネル辺境伯は、あからさまな敵意を向けてきた。
「女風情が、分不相応な地位を得たものだ。すぐに化けの皮が剥がれよう」
そんなある日、王家主催の夜会が開かれることになった。
「夜会?わたくしは警護に徹しますので」
「馬鹿を言うな。君は俺の婚約者として出席するんだ。当然だろう?」
カイウスに有無を言わさず連れてこられたエリアーナは、慣れない豪奢なドレスに身を包み、会場の隅で石像のように固まっていた。
「ひどい顔だぞ。酢でも飲んだのか?」
「……性に合わんのです」
「だろうな。だが、これも仕事だ」
カイウスに手を引かれ、ダンスの輪に加わる。ぎこちないステップを踏むエリアーナの耳に、貴族たちの囁き声が届いた。
「まあ、あの方が公爵様の婚約者?まるで氷の柱のようだわ」
「お飾りにしても、もう少し愛嬌のある方を選べばよろしいのに」
その時、カイウスがエリアーナの腰をぐっと引き寄せた。
「聞こえているか、エリアーナ。あれが嫉妬というものだ。君という美しい薔薇を手に入れた俺へのな」
「……からかわないでください」
「からかってなんかいないさ」
カイウスはにっこりと笑うと、わざと聞こえよがしに言った。
「俺の薔薇には棘がある。うかつに触れると怪我をするぞ、と教えてやらねばな」
「……っ」
その言葉と、腰に回された力強い腕に、エリアーナの心臓が柄にもなく音を立てた。
鉄の鎧で固めたはずの心に、小さな亀裂が入ったように。
しかし、エリアーナの心に生まれた小さな変化は、すぐに新たな試練に打ち砕かれる。
ライオネル辺境伯が、彼女を陥れるための罠を仕掛けてきたのだ。
「北の国境地帯で、大規模な盗賊団が出没したとの報告があった。腕利きの第三部隊隊長、エリアーナ・クラウゼンに討伐を命じる」
騎士団の作戦会議で、ライオネルはそう宣言した。事前に国王に申し出ていたためか、他の重鎮達からも反対の声は出なかった。それは表向き、エリアーナの実力を評価しての人選に見えたが、彼女にはその裏にある悪意が透けて見えた。
北の国境は、険しい山岳地帯。少人数での討伐は極めて困難で、失敗すれば責任問題、最悪の場合は戦死もあり得る。
「……承知いたしました」
エリアーナは、罠だと知りながらも任務を受け入れた。騎士としての誇りが、逃げることを許さなかったからだ。
その夜、出発の準備を進めるエリアーナの元に、カイウスがやってきた。
「おい、本気で行くつもりか?」
「当然です。これは騎士の務めですから」
「馬鹿正直なやつだな。それが罠だと分からないほど、君は愚かじゃないだろう」
「分かった上で、行かねばならないのです」
.
エリアーナの揺るぎない瞳に、カイウスは深いため息をついた。
「……分かった。好きにしろ。ただし、一つだけ約束しろ」
「何です?」
「必ず、生きて帰ってこい。俺の完璧な経歴に『婚約者を死なせた公爵』なんて傷をつけたくないんでね」
憎まれ口を叩きながらも、その声にはいつものような軽薄さがない。エリアーナは少し驚きながらも、こくりと頷いた。
「善処します」
翌朝、エリアーナは少数の部下だけを連れて、北の国境へと旅立った。
彼女たちを見送ったカイウスは、すぐに踵を返すと、執事のセバスチャンに命じた。
「セバスチャン、ランフォード家の私兵を集めろ。それと、俺の鎧と剣を」
「かしこまりました。しかし、よろしいのですか?」
「面倒だが仕方ない。俺の可愛い婚約者が、馬鹿な狼の群れに食い殺されるのを見過ごすほど、俺は薄情じゃないんでね」
完璧な貴公子の仮面の下で、彼の青い瞳は、冷たく燃える炎の色をしていた。
―・―・―
北の山岳地帯は、ライオネルが仕掛けた完璧な狩場だった。
エリアーナと彼女の部下たちは、待ち伏せていた盗賊団――その実態は、ライオネルの私兵たち――に完全に包囲された。数は、こちらの十倍以上。
「くそっ、ここまでとは……!」
.
エリアーナは剣を抜き、部下たちを背後にかばいながら敵と対峙する。多勢に無勢。絶体絶命の状況だった。
「隊長! ここは我々が!」
「馬鹿を言え! 全員、何としても生き延びろ!」
死を覚悟した、その時だった。
背後から、地を揺るがすような馬蹄の音と、鬨の声が響き渡った。
「――間に合ったか。やれやれ、見栄えで作った俺の剣や鎧がが本当に役に立つ日が来るとはな」
現れたのは、優美な銀の鎧に身を包んだカイウスと、精鋭揃いのランフォード家の私兵たちだった。
「公爵……閣下!? なぜここに……!」
「言っただろう。俺の完璧な経歴に傷をつけたくない、と」
カイウスは軽口を叩きながらも、鞘から抜き放った剣の切っ先を敵に向ける。その構えは、遊び人のそれではない。鍛え抜かれた本物の戦士の構えだった。
「さて、行くぞエリアーナ! 俺の背中は任せた!」
「……っ、承知!」
ぐうたらな公爵の、見たこともない姿に驚きながらも、エリアーナは力強く頷いた。
二人は背中合わせになり、敵の群れへと斬り込んでいく。カイウスの剣は華麗にして的確。エリアーナの剣は重く、そして鋭い。二人の剣技は、まるで光と影のように組み合わさり、完璧な協奏曲を奏でた。
戦いは、カイウスの軍勢の圧勝に終わった。
ライオネルの陰謀は、捕らえた私兵の証言によって白日の下に晒され、彼は爵位を剥奪の上、国を追われることとなるのはまた別の話。
王都への帰り道、二人は並んで馬を進めていた。
「……ありがとうございました、閣下。命を救われました」
「カイウスでいい。それと、礼を言うのはこっちのセリフだ。君のおかげで、退屈しのぎができた」
そんな軽口を聞きながら、エリアーナはぽつりと呟いた。
「わたくしは、ずっと一人で戦ってきました。誰かを頼ることは、弱さだと思っていました」
「馬鹿だな。一人で抱え込む方が、よっぽど弱くて愚かなことだ」
カイウスは馬を止めると、エリアーナの顔をまっすぐに見た。
「いいか、エリアーナ。もう芝居は終わりだ」
「……どういう意味です?」
「言葉通りの意味だ。俺は、本気で君が欲しくなった。氷の鎧も、鉄の仮面も全部まとめて、俺のものが欲しくなったんだ」
真剣な告白に、エリアーナの顔がカッと熱くなる。彼女のこんな表情は、カイウスも、そしておそらく彼女自身も、初めて見るものだった。
「……っ、わ、わたくしは……」
「返事は今すぐじゃなくていい。だが、一つだけ覚えておけ」
カイウスは不敵に笑う。
「俺は欲しいと思ったものは、必ず手に入れる主義だ」
エリアーナは、心臓がうるさいほど鳴り響くのを感じながら、そっぽを向いて小さく呟いた。
「……考えて、おきます」
それは、彼女が生まれて初めて口にした、素直な言葉だったかもしれない。
氷の薔薇が、不器用ながらもゆっくりと花開こうとしていた。
―・―・―
ライオネル辺境伯の陰謀が白日の下に晒されたあの日から、数ヶ月が過ぎた。
ランフォード公爵邸の朝は、以前と少しだけ形を変えていた。
「カイウス。朝です。起きてください」
「んー……エリアーナか……。最近の君の声は、とても優しく聞こえる……」
「気のせいです。早く起きないと、淹れたての紅茶が冷たくなりますよ」
「それは勘弁してほしいな」
ソファの上で毛布にくるまっていたカイウスが、のっそりと身を起こす。
以前のようにエリアーナが無理やり引きずり起こすことはなくなり、カイウスも叩き起こされる前に自力で起き上がる程度の進歩は見せていた。
「はい、今日の予定です。午前中は財務官と面会、午後は騎士団の閲兵式へ。夜は……」
「夜は?」
「……別に、何もありません」
「そうか。じゃあ、夜は君とゆっくり過ごすとしよう」
カイウスがにやりと笑うと、エリアーナはそっぽを向いて執務室から出て行ってしまう。その耳がほんのり赤いことに、カイウスは気づいていたが、あえて指摘はしなかった。
あの日、カイウスが告白してからというもの、二人の関係は奇妙な「現状維持」が続いていた。エリアーナは、まだカイウスの告白に正式な返事をしていなかったのだ。
「やれやれ、いつまで待たせる気なんだか」
カイウスは、エリアーナが淹れてくれた紅茶を一口すすると、その温かさに小さく笑った。
午後の閲兵式。
騎士団の練兵場に、カイウスが公爵として姿を見せると、騎士たちの間に緊張と尊敬の空気が流れた。
以前はエリアーナを妬み、陰口を叩いていた者たちも、今では彼女と、彼女の隣に立つカイウスに一目置いている。ライオネルの一件で、二人が見せかけだけの関係ではないこと、そしてカイウス自身が文武両道なだけではなく、ただの貴公子ではないことを、誰もが知ったからだ。
「隊長! 本日の訓練メニュー、ご裁可を!」
「ああ、許可する。だが、少し甘いな。もう一周追加だ」
「はっ!」
部下に厳しい指示を飛ばすエリアーナの姿は、まさしく『氷の薔薇』そのものだ。だが、カイウスの姿を認めた彼女の瞳が、ほんの一瞬、柔らかく揺らいだのを、目ざとく見つける者もいた。
閲兵式の後、二人は揃って国王陛下に呼び出された。
「うむ、二人とも息災なようで何よりだ!」
国王は上機嫌で二人を迎えた。
「それにしてもカイウスよ、お主がこれほどの切れ者だったとはな。ライオネルは優秀ではあったが、部下を山賊にさせて仲間を襲わせるような非道な行いをするような下劣な男であったからな。お主のおかげで気づくことができた。褒めて遣わす」
「もったいなきお言葉。すべては、わが婚約者の手柄でございます」
「よく言うわ。エリアーナにお願いしたことも問題なかったことだし安心したぞ」
「エリアーナにお願いしたこととは?」
「おっと、口を滑らせてしまったか。まあ、もうよいか。今回の婚約の中で、エリアーナにお主は優秀すぎるから何を考えているのか探って欲しいと伝えてあったのだ」
「そうだったのですね。全く気づきませんでした」
カイウスは芝居かかったような反応で返答をした。
「それで?お前たちの結婚式はいつにするのだ?まだしてないのだろう?」
国王の単刀直入な問いに、カイウスはやれやれと肩をすくめた。
「陛下、そればかりはわたくしにも。なにせ、この朴念仁な婚約者が、まだ首を縦に振ってくれないもので、夫婦の契りをしていないのです」
「な、なんでいうんですか!?」
エリアーナが、裏返ったような声でカイウスを睨む。その顔は、みるみるうちに真っ赤に染まっていく。
「エリアーナよ、何をためらうことがある。この男が不満か?」
「そ、そのようなことは……滅相もございません!」
「ならば良いではないか。さっさと決めい!」
国王にまで急かされ、エリアーナはついに俯いてしまった。その姿に、カイウスと国王は楽しそうに顔を見合わせた。
その夜。
公爵邸のバルコニーで、エリアーナは一人、夜風に当たっていた。
昼間の出来事を思い出し、熱くなった頬を押さえる。どうして、返事ができないのか。答えなど、とうの昔に決まっているのに。
「まだ悩んでいるのか?」
背後から、カイウスの声がした。いつの間にか、彼が隣に立っている。
「……別に、悩んではいません」
「そうか? ならいいんだが」
カイウスは夜空を見上げたまま、ぽつりと言った。
「俺だって、少しは不安になる。君は、俺がいない方が自由に生きられるんじゃないか、とかね」
弱気な、彼らしからぬ言葉だった。
その言葉が、エリアーナの最後の躊躇いを溶かした。
「……わたくしは」
エリアーナは、震える声で話し始めた。
「ずっと、鉄の鎧を着て生きてきました。誰かに頼ることも、守られることも、弱さだと信じてきました。だから……」
彼女はカイウスに向き直る。その瞳は、決意の光で潤んでいた。
「愛して欲しいと願ったことはありませんでした。それは、鎧の隙間から入り込む、一番の弱点だと思っていたからです」
「エリアーナ……」
「ですが、あなたの隣にいると、この鎧がひどく窮屈に感じるのです。……いいえ、あなたの前でだけは、この重い鎧を、脱ぎ捨てたいのです」
エリアーナは、そっとカイウスの手に自分の手を重ねた。
「カイウス。わたくしを、あなたの本当の妻に、してください」
それは、彼女が心の底から紡いだ、初めての願いだった。
カイウスは、喜びを隠しきれないといった表情で、彼女の手を強く握り返すと、そのまま力強く抱きしめた。
「……ようやく言ったな、俺の可愛い氷の薔薇」
一月後。
王都の大聖堂は、祝福の光と人々の笑顔で満ちていた。
純白のウェディングドレスに身を包んだエリアーナは、カイウスの隣に立ち、少し照れくさそうに、だが幸せそうに微笑んでいた。
「誓いますか?」という神父の問いに、二人は力強く頷いた。
誓いの口づけの後、カイウスがエリアーナの耳元で囁く。
「これで、君は名実ともに俺のものだ。未来永劫、逃がさないからな」
すると、エリアーナも悪戯っぽく笑って囁き返した。
「それはこちらのセリフです、カイウス。今後、だらしない生活を送るようでしたら、この私が叩き直します。未来永劫、覚悟してください」
二人らしい誓いの言葉に、お互いが愛おしそうに笑い合う。
その姿を、騎士団の仲間たちが、国王が、そして屋敷の使用人たちが、温かい眼差しで見守っていた。
『氷の薔薇』と呼ばれた女騎士は、もういない。
彼女は、愛する人の隣で、弱さも強さもすべて受け入れてくれる温かな陽光を浴びて、ようやく素直に咲き誇ることを覚えたのだ。
愛して欲しいと願うことのなかった彼女が、これからは、たくさんの愛を願い、与え、そして育んでいくのだろう。
完璧を演じるのをやめた公爵と、二人で一緒に。




