表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/100

第六十七話 和室と飛んだボール

 お盆休みでMさんが実家に帰省すると、弟が妻と息子のOくんを連れて同じく帰ってきていた。

 MさんはOくんの遊び相手になってあげることが多い。

 この日も和室でスポンジ製のボールと柔らかいバットを使って、室内でバッティング練習をして遊んでいた。

 Mさんがボールを投げて、Oくんがバットを振り抜く。

 天井付近に飛んだボールが、飾ってあった遺影に当たった。幸いなことに落ちはしなかったものの、少し揺れた。

 注意しようとMさんがOくんの方を向くと、背後に首のない胴体だけの霊の姿があった。


「うわっ!」


 驚いて目をそらし、もう一度Oくんの方へ向き直ったがすでに後ろには何もいなかった。

 怪訝そうな顔をするOくんに、Mさんは何を見たかを説明できなかった。


「あの霊らしきものの服装だけは覚えているんですが……どうも僕が小学生の頃に亡くなった曾祖父が着ていたチョッキのように思います」


 ちなみにその曾祖父の遺影は、やはり和室に飾られていたという。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ