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すずねさんが日頃困っていること3

すずねさんはいろんなことを忘れる。物も忘れるし、人物名も忘れるし、話も忘れる。ただ、すずねさんの「忘れる」には二つほど種類があるという言い訳をこれから書いていく。

前にも書いたと思うが、すずねさんの記憶力自体も悪い。というのも、すずねさんは嫌なことがあれば忘れる方針で、いいことがあっても覚えておこうとか思わない方針で生きてきたので、そもそも覚える気が無いのだ。その代わり、短期的な記憶力は比較的優れているように思うので、元来長期的な記憶に向いていない脳の構造なのかもしれない。ちなみにではあるが、たまに出てくるすずねさんの血縁者でASDの人、この際なので名前を付けて市場さんと呼ばせてもらうが、市場さんは逆に長期的な記憶力に特化していると思う時が多々ある。話の中でこの時はどうだっけ、と聞いたときに市場さんの方が思い出す確率が高い気がする。でも短期的なものは苦手なようで、メモなどをとっている姿を見るとまじめだなーと思う。見習おうとはしないのが悪いところだ。

さて、二つ目の言い訳に移ろうと思うのだが…ここで唐突に質問を提示する。初対面の人と話す場面が出てきたとき、あなたは何を考えて話をする?どう盛り上げるか、どんな人か、仲良くできるか、そういうことだと思う。でもすずねさんなら、どの程度距離を置くかをいつも考えてる。相手が寄ってくれば機嫌を悪くさせない程度に離れて、好感度を上げる仕草と好感度を下げる発言をしてみたり、なるべく近寄らせないけど嫌われない微妙な距離を模索する。どうしてそんなことをするかというと、それが二つ目の言い訳にもつながるのだが、すずねさんは相手がどうというよりも自分のことしか考えていない、自分の保身にしか興味がないからであると言える。興味がないから後々まで名前を覚えていないことが多いし、興味がないからした話の内容も覚えていない。これが、人から忘れっぽいと言われる要因だと思う。

では何だったら覚えているだろうというと、それはもちろん興味のあることだろう。すずねさんは特撮物をよく見るのだが、それについての話をした人ならなんとなく覚えている顔が多い。すずねさんはがやってるソシャゲと同じものをしている人も比較的覚えている。むしろ特撮のエンディングテーマ曲なら二回も見れば覚えるし、ゲームのステータスやダンジョンの配置なんかはわりとすぐ覚えるし、むしろ覚える努力をする。そんなもんなんだと思う。やはり努力に勝るものはない…

今回は一週間ずっとすずねさんの機嫌が悪かったので更新が出来なかった。書きたいことは色々あるんだけどな。次回はテーマを未定にして、そんとき思ったものを書こうと思う。読んでくれてありがとう。


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