表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

0.暁にたゆとう、日の島へ。

2話同時投稿です。

 巨大な星が地上に落ちた。

 この天変地異によって、大地はえぐられ、塵が舞い上がり、太陽の光は熱い雲によって遮られた。この瞬間から、地球は長い氷河期に入ることとなる。



 生き残ったわずかな人々は身を寄せ合った。 数千万年に一度の災害の前に、民族の間で敵対し争うのは、あまりにも愚かであることは知れた。しかし最初のうちは、長年の対立関係にあったせいからか、小さないざこざが絶えなかった。しかし、いつしかヤ人(ヤト)マ人(マト)も関係なく、協力し合うようになった。


 長引く氷河の時代、大災害を生き残った者たちの一部はより暖かな土地を求め、旅に出た。

 北へ西へ、そして凍った海峡をわたり、陸地沿いに歩を進めた。その先のあるであろう新天地へと、それは、あてのない長い長い旅であった。


 長い旅路の果てにたどりついたのは、小さな島国であった。人々はその島国に定住した。

 その頃にはヤ人(ヤト)マ人(マト)もなく、二つの民族は融合し『ヤマ人(ヤマト)』と名乗っていた。


 ――そして、新たな地で国を作り、長く繁栄することとなる。


 序章 完?



★妄想あとがき★

 マ人とヤ人が生きた場所は南アメリカで、旅に出なかった者たちが築いた文明は、マヤ文明と呼ばれるものになっていくのかもしれない。

 予言者たちの一族の生き残りが蒔いた種「東の海に旅立った神は戻ってくる」という言葉により、やってきた異国の者にあっけなく占領されて文明は……


 ちなみに、メキシコ湾には隕石が落ちてできたというクレーターがあります。(実際に落ちたのは人間が存在する時代ではないですが)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=879182007&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ