黄昏にたゆとう、明けの島。
それは、むかしむかしのお話。
まだ人が星から運命を導き出していた時代。
変わることのない長い平穏は、終わりを告げつつあった。
太陽が輝く空に、それは現れた。
――そう、昼間でも消えない小さな星が西の空にあったのだ。
白銀の光に包まれ、伝説にある竜と同じ尾を持つそれは「白き翼の蛇《ケツァルカトル》」と呼ばれた。
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まだ人が星から運命を導き出していた時代。
変わることのない長い平穏は、終わりを告げつつあった。
太陽が輝く空に、それは現れた。
――そう、昼間でも消えない小さな星が西の空にあったのだ。
白銀の光に包まれ、伝説にある竜と同じ尾を持つそれは「白き翼の蛇《ケツァルカトル》」と呼ばれた。
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1.朱(あけ)にたゆとう、黄昏の星。
2014/01/01 01:00
2.野を支配し、真を求む人。
2014/01/02 00:00
(改)
3.獣と共に生き、野を駆ける人。
2014/01/03 00:00
(改)
4.路地裏にて、出会う運命。
2015/02/12 12:00
(改)
5.繁栄と滅亡、歴史は繰り返してきた。
2015/05/13 04:16
6.時は満ち、天から降り注ぐ、宙のイシ。
2015/06/16 16:00
7.滅びの世界に芽生える、新たな秩序。
2015/07/07 07:00
0.暁にたゆとう、日の島へ。
2015/07/07 07:00