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物言う株主

 昔の日本の投資家は無口だったし、日本の株主総会では株主の発言が嫌がられていた。会社の所有者は株主達である。異様な話であった。


 確かに株主達が目先の利益しか追求せず、戦略無しに配当金を増やすように命令しても、誰の利益にもならない。労働者や経営者や消費者の尊厳と会社の名誉を踏みにじる命令も株主達は避けるべきだ。


 労働者に長時間労働や重労働を単純に課すのではなく、知恵を振り絞り戦略を練って生産性を上げる。当事者から見ても第三者から見ても無駄な経費を削減して財務を健全化させる。現場以外の視点から妙案が出たら受け入れる。


 会社をカネ転がしの記号として見ているのではなく、長期的な生産手段として見ている株主達の発言に経営陣は耳を傾けるべきだ。現場以外からの発言は煩わしいかもしれないが、株主達は会社の所有者だし、第三者の視点は馬鹿にならない。


 右翼も自分と会社の利益の為に株主総会でどんどん提案したり、問合せしたりすれば良い。言うまでもなく有価証券報告書や決算短信を熟読した上でだ。日本文化や日本人を蔑ろにする会社を強く批判し、財務が不健全ならば厳しく指摘し、売上が上がる妙案が有れば提案する。


 また、右翼は外国人経営者や外国人労働者を排斥してはならない。いくら会社の所有者であっても民族差別は正当化されない。会社も株主もどちらも差別をしてはならない。


 逆に産業スパイを見つけたら厳しく問い質そう。機密情報を漏洩する可能性が有るなら警察を呼ぼう。


 利益を選ぶか国益を選ぶか。そうではなく、利益も国益も選ぶのだ。

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