国益になる企業
株価が上がりそうな株式をいち早く見つけて買い、儲かったら下落する前に売って利益を確定する。その期待値を少しでも上げて負けないようにする。未来については誰も分からないけれども、自分に合った方法で投資を続ける。
こんな事は私に言われなくても皆、分かっている。右翼もまた、各自に合った方法で資産を増やしていくべきだ。
右翼がテクニカル分析のみで冷徹に判断して資産を増やすのも十分良い。日本の右翼が儲かるほど外国人投資家から資産やカネを奪還できるのだから。
けれど、ファンダメンタル分析も無視できない。経済的な達成が出来たら右翼は国益になる企業を探して投資するのも良い。防衛産業やインフラ関係以外の業界でも、日本社会に貢献している企業は沢山ある。上場企業だけでも四千社以上は有るのだ。
財務も正常で労働環境も良く、消費者や住民から支持されているのに、長い間、投資家に評価されない企業も沢山ある。そういう企業を探すのだ。
成人した右翼が日本人の一割だと仮定しても、八百万人以上はいる。この人達が日本社会に貢献する企業を真面目に選べば株式市場も変わってくる。外国人投資家も看過出来なくなるだろう。
どうしてもテクニカル分析だけで勝負したい人であっても、保有株の何パーセントかは日本の国益に合う企業の株を長期保有しても良いだろう。
日本の国益になる企業は日本経済を支配している企業ではない。日本経済を発展し従業員の権利を保障し新しい事業や戦略を練られる企業だ。小型企業の中にも十分に国益になる企業は沢山有る。赤字を出しながらも防衛産業を支える企業も有る。
右翼は外国人を排斥している暇は無い。国力を上げるにはやはり経済発展と戦略が欠かせない。