~最恐の空気感?~
~最恐の空気感?~
タミーがそんなことを言うので、僕はまさかと思いアルのほうも見ると、アルも耳を畳んだまま、全身をガタガタ震わせていた。
そんなアルの状態を見て僕は異空収納からブランケットを取り出してアルに掛けてやった。
「めちゃ震えてるじゃないか、ほらこれ使いな、」
「え、あぁ、ありがとう・・・」
アルはいつものアルじゃないくらいビビりまくって、別の女の子になっちゃったようだ、僕はそんな震えてるアルの頭をそっと撫でてやった。
「大丈夫だよ、僕がいるから・・」
僕は自分でもらしくないワードをつぶやいたものだとやや後悔・・・
でも、それがまたタミーとアルに刺さってしまったようで、
「うわっ! まさかの僕がいるから発言! ユウトっぽくないわ、ウフフ」
「やった~っ! アルはこれからずっとユウトに守ってもらっちゃおうっと! スキよ、ユウト~、フフフ」
またもタミー、アルの二人に妙な取られ方をしてしまった・・しかもこんな緊張感マシマシの場面なのに・・・
「もう、二人とも、もうちょっと緊張感もってよ、アルもまだ震えてるじゃないか」
「怖いけど、ユウトが優しくしてくれるから嬉しいッ! へへへ」
アルは震えながら僕に甘えたことを言ってくる、どういう神経なんだか、もう・・
それにしても、この建物に満ちてる普段の邪魂とは違う異様に重い空気はなんだろう?
「エレーナ、タミーとアルも不安がってるし、一応防障神術とか張っておいたほうがいいと思うんだけど、どうかな?」
僕はタミーとアルを安心させるためもあって、エレーナに防障神術を予防的に張っておくことを提案した。
この提案にエレーナも同意してくて、
「そうですね、カイさんには判らない程度の術なら問題ないでしょう」
と言い防障神術を弱めにして張ってくれた。
しかしその行動が裏目に出てしまった・・・
ワァ~ッ! また寝ちゃった~~
いつも読んで下さっている皆さま、ゴメンナサイ・・
今日も帰ってきてそのままパソコンの前に座ったらそのまま寝ちゃいました・・
それでお話の更新がこんな時間になっちゃいました、
ホントにゴメンナサイです・・
でも、まだ今日のウチなので、ギリギリ毎日更新ができるからよかったです^^
では、今話もそして次話もよろしくお願いします!!




